宮房 孝光/MIYAFUSA Takamitsu
バイオものづくり研究センター
Biomanufacturing Process Research Center
応用機能分子デザイン研究チーム 研究チーム長
研究テーマ
- 産業用酵素/バイオ医薬品タンパク質の安定化デザイン
- 難分解プラスチックを再資源化する酵素の機能評価と改良デザイン
- 未利用食品残渣に含まれる機能性成分の利活用法開発
研究内容
タンパク質のポリペプチドの両端を連結して輪っかにすることで安定性を高める"主鎖環状化"をコア技術として、産業・医療応用上で価値の高いタンパク質を高機能・高安定に改良する研究に取り組んでいます。また資源循環の高度化に資する研究として、食品製造残渣をはじめとする未活用資源を高付加価値化する技術開発を実施しています。
キーワード
産業用酵素/バイオ医薬品タンパク質の改良デザイン
技術内容
タンパク質は生命が生みだした精緻な分子機械であり、医薬品や食品・化学品製造での触媒分子など様々な産業利用が進んでいます。ただし、タンパク質は低分子量の医薬品・触媒分子と比較して複雑で壊れやすく簡単に失活します。そのため、タンパク質の正しい構造と機能を使用環境で維持させることは今なお困難な課題です。 コア技術である"主鎖環状化"(タンパク質のポリペプチドの両端を連結して輪っかにすることで安定性を高める手法)に加えて、AIを活用した変異体設計やランダム変異を導入した改変タンパク質ライブラリ等を組み合わせることで高安定・高機能なタンパク質を迅速に獲得する技術開発を進めています。 これまでにバイオ医薬品の原薬となるタンパク質、診断用酵素、プラスチック分解酵素等の多様なタンパク質をターゲットとした研究に取り組んでおり、タンパク質の特性に合わせて改良指針や機能評価を設計できることも強みです。
関連知財
- 6525171(2016/04/13):環状化サイトカイン及びその製法
関連文献
- T.MIYAFUSA et al., ACS Chemical Biology, 2017, [doi/10.1021/acschembio.7b00776.]
- R.Shibuya et al., FEBS Journal, 2020, [doi/10.1111/febs.15092.]
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