南木 創/MINAMIKI Tsukuru
健康医工学研究部門
Health and Medical Research Institute
ナノバイオデバイス研究グループ 主任研究員
研究テーマ
- 分子集積体を用いた生体分子計測
- トランジスタ型センサの開発
- センサアレイデバイスの開発
研究内容
分子やデバイスの"集積化"を通じて,「オンサイトでの同時定性・定量分析」を実現する分子分析基盤の構築に取り組んでいます。特に,オンデマンドに選択性を改変可能な材料ライブラリを構築し,デバイスに導入することで,任意の標的分子を迅速かつ定量的に検知する集積センサアレイの開発を行っています。
キーワード
構造類縁体・異性体分子群の網羅的識別技術
技術内容
低・中分子の構造類縁体および異性体は、ヘルスケアや医薬品・食品等の品質管理の観点から、それら化合物同士の識別(定性・定量分析)は意義深い。構造相同性の極めて高い類縁体・異性体分子群を識別するに、従来、分離カラムや酵素による前処理や調製が煩雑な光学プローブを要していた。一方で、オンサイトでの類縁体・異性体分析を実現するには、前処理や大型の分析機器を要さない簡易な分析技術の確立が必要であった。 そこで本技術では、分子認識を担うホストモノマーの集合構造を制御し、交差応答性が調節された分子集積体を固液界面(トランジスタやSPRなどのデバイス上)に直接並列化・固定化する。そのホストモノマー分子集積体の上で生じた標的分子群との多変量性の分子間相互作用をパターン解析することで、これら標的群の簡易識別が可能な分子センサデバイスが実現できる。
関連知財
- 特願2025-076785(2025/05/02):リン酸化合物を検出するためのセンサアレイ
- 特願2025-076786(2025/05/02):糖化合物を検出するためのセンサアレイ
関連文献
- T. Minamiki et al., ACS Applied Materials Interfaces, 2020, [doi/10.1021/acsami.0c00293]
- A. Nomoto et al., RSC Applied Interfaces, 2025, [doi/10.1039/D5LF00069F]
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