松本 真理子/MATSUMOTO Mariko
健康医工学研究部門
Health and Medical Research Institute
口腔フレイル研究グループ 企画主幹
研究テーマ
- 口腔細菌叢と健康
- 口腔疾患と乳酸菌
- オーラルヘルスケア製品の開発
研究内容
全身の健康の維持には健康な口腔(健口)は欠かすことができません。その健口づくりのために、
1.口腔細菌叢多様性に影響を及ぼす因子の究明と疾患予防へのアプローチの検討
2.口腔疾患原因菌に作用する乳酸菌の探索と機能の検討
3. オーラルヘルスケア製品への応用
に関して研究を行っています。
キーワード
口腔菌叢と健康の関連の解明
技術内容
ヒトの口腔内には700種以上の細菌が常在し、これらが形成するマイクロバイオーム(菌叢)は、口腔の二大疾患であるう蝕や歯周病などの局所疾患のみならず、糖尿病、心血管疾患、認知機能障害など全身の健康状態とも関連していることが注目されており、口腔菌叢は単なる局所指標にとどまらず、全身疾患のリスク因子ともなることについて注目され、口腔‐全身連関という視点が普及してきている。 口腔菌叢を解析する過去の研究では、唾液やプラークから採取したサンプルが主流であったが、本研究では、唾液やプラークの菌叢の供給源となっている可能性も示唆されている一方で、これまで解析対象とされることが比較的少なかった「舌苔」に焦点をあて研究を行っている。 これまでに我々は、菌叢に影響を与える因子の探究として、20-60歳の健康な成人における舌苔サンプルの16SrRNA解析と、BDHQを用いた食習慣・栄養摂取調査や舌清掃介入がどのように菌叢多様性と関連するかについて検討を行ってきた。 健康な菌叢へシフトさせることのできる因子の発掘によって、菌叢からアプローチするヘルスケア戦略への提案を目指している。
応用可能な産業分野キーワード