Lee Minjung/LEE Minjung
細胞分子工学研究部門
Cellular and Molecular Biotechnology Research Institute
細胞未病エンジニアリング研究グループ 研究員
研究テーマ
- 新規老化促進マウスを用いたフレイル予防の新規分子の同定
- 3次元培養筋を用いた神経筋接合部モデルの開発
- 不活動・老化に起因する身体機能低下のメカニズムの解明
研究内容
健康寿命の延伸を目指した基盤技術の開発に向けて、新規老化促進モデルマウスを用いたフレイル予防因子の同定と、不活動・老化に起因する身体機能低下のメカニズムの解明を目的とした細胞・動物モデルの開発を目指しています。
キーワード
骨格筋細胞を用いた動物代替モデルの開発
技術内容
加齢や疾患に伴う骨格筋の萎縮は、身体機能の低下や生活の質の悪化を引き起こし、健康寿命の短縮につながることが知られています。一方、適切な運動は骨格筋の量的・機能的な維持を可能にし、加齢による身体機能低下の抑制のみならず、生活習慣病をはじめとする様々な疾患の予防・改善に寄与します。このような背景から、骨格筋の生理機能およびその制御機構を理解することは、未病の改善や健康寿命の延伸を目指す現代社会において極めて重要な研究課題です。しかし、加齢や運動といった生理的コンテクストを再現した骨格筋研究は、現在も主に実験動物に依存しており、倫理的配慮やコスト、スループットの面で課題があります。そこで本研究では、骨格筋細胞を用いた動物代替モデルを開発し、運動や疾患状態を再現可能な研究基盤の構築を進めています。特に、ハイスループットな動物代替運動モデルを基盤として、機能性食品成分や医薬品候補が有する運動効果増強能を迅速に可視化・比較可能な評価系を構築することで、健康増進に寄与する製品開発および候補化合物選定を加速する技術の確立を目指しています。
応用可能な産業分野キーワード