研究者紹介

近藤 英昌/KONDO Hidemasa

バイオものづくり研究センター

Biomanufacturing Process Research Center

応用機能分子デザイン研究チーム 主任研究員

研究テーマ
  • 不凍タンパク質のメカニズム解析と高機能化
  • 産業用タンパク質の機能変換・向上技術の開発
  • バイオミネラルタンパク質の機能解明と応用
研究内容
研究紹介図

産業用タンパク質の探索、取得、およびバイオプロセスへの活用を目指した研究を行っています。特に、微生物や昆虫、魚類が生産する不凍タンパク質やバイオミネラル結合タンパク質を対象とした機能と構造解析、及び応用技術に関する研究を行っています。北海道大学大学院生命科学専攻客員教授

キーワード

高機能タンパク質タンパク質機能性分子探索※

不凍タンパク質の探索、評価と応用

技術内容
不凍タンパク質の探索、評価と応用の図

不凍タンパク質:AFP(または氷結晶結合タンパク質:IBP)は氷に強く結合し氷の成長を抑制します。AFPの機能は新たな冷凍技術への活用が期待されています。AFPは寒冷地に生息する様々生物から見出されており、新規なAFPを発見することによって活用の範囲が広がります。また、未利用農水産物の有効利用にもつながります。私たちはこれまでに様々なAFPを探索し、評価・生産する技術を蓄積してきました。その結果、少量の試料からAFPを検出することが可能となりました。具体的には、氷結晶の形状の変化、凝固点の低下(熱ヒステリシス)や氷の再結晶化の阻害によって評価します。 その他にも溶解性や安定性など性質を他のAFPや他物質と比較することによってそのAFPに適した応用技術を検討します。さらに、AFPの性質や用途に応じた効率的で安価な大量生産方法が検討可能です。これらを活用することで食品、農産物、医薬品、細胞などの冷凍・冷蔵保存の新技術の開発を目指しています。

関連知財
  • 特許第6664738号(2015/08/25):生体材料保護用ペプチド
関連文献
応用可能な産業分野キーワード

食品・飲料医薬品(内服・点滴・注射)微生物・酵素・菌糸体