木戸 康平/Kohei Kido
健康医工学研究部門
Health and Medical Research Institute
運動生理学・バイオメカニクス研究グループ 研究員
研究テーマ
- 運動や栄養素による糖代謝改善メカニズムの解明
- 分子基盤に基づく運動・栄養処方の確立
- 不活動・肥満による糖尿病発症機序の解明
研究内容
不活動や肥満による糖尿病発症メカニズムや、運動・栄養刺激が糖代謝を改善するメカニズムの解明に取り組んでいます。同時に、糖代謝の改善に有効な新規栄養素の探索も行っています。最終的には、基礎実験にて得られた分子基盤をもとに、テーラーメイド運動・栄養処方を確立することを目指しています。
キーワード
生体・細胞を用いた糖・タンパク質代謝評価技術
技術内容
生体や細胞を用いて糖・タンパク質代謝を統合的に評価する独自の技術基盤を構築しており、運動、不活動、栄養介入が代謝に及ぼす影響を分子レベルで定量的に解析することが可能です。特に、低負荷運動や運動模倣刺激、栄養素・化合物を組み合わせた介入効果を同一評価系で比較できる点に強みがあります。運動効果の媒介因子や糖尿病発症因子を標的とした作用機序について、実証的な研究データを蓄積しています。これにより、糖尿病やサルコペニアの予防・改善に有効な栄養素や素材を効率的にスクリーニングし、動物モデルを用いた機能検証まで一貫して実施できます。本技術は、運動実施が困難な方にも適用可能な機能性食品・サプリメントの開発や、科学的根拠に基づくテーラーメイド型の運動・栄養処方の設計への応用が期待され、共同研究や製品開発に直結する実用性を有しています。
関連文献
- K. Kido et al., American Journal of Physiology - Endocrinology and Metabolism, 2023, [doi/10.1152/ajpendo.00196.2023.]
- K. Kido et al., Diabetes, 2023, [doi/10.2337/db23-0358.]
- K. Kido et al., Journal of Clinical Investigation, 2025, [doi/10.1172/JCI183567.]
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