研究者紹介

石原 司/ISHIHARA Tsukasa

モレキュラーバイオシステム研究部門

Molecular Biosystems Research Institute

バイオシステムデザイン研究グループ 主任研究員

研究テーマ
  • 医薬候補化合物の自動設計装置の開発
  • 医薬候補化合物の自動合成装置の開発
  • 大規模情報解析に基づく高機能分子自動探索
研究内容
研究紹介図

医薬品創出に資する医薬候補化合物自動発明装置の完成を目指します。本システムは、国内大手製薬企業にて臨床試験化合物を創出し、ビッグデータからの暗黙知発掘システムを開発した実績と思想を軸に、分子設計、特性推算、合成経路解析を自動化する自動設計システムと、化学合成実験を自動化する自動合成システムから構成される統合システムです。

キーワード

薬剤候補自動探索装置リード化合物探索リード化合物最適化

医薬候補化合物自動発明装置

技術内容
医薬候補化合物自動発明装置の図

少子高齢化が進む日本では、労働生産性の向上や知識・技能の継承が危急の課題となっています。様々な分野で自動化の時代を迎える現在、研究活動そのものの自動化も、急速かつ着実に進んでいます。我々は、突出した付加価値をもたらし、しかし、従前の方法論では数年もの歳月を伴う医薬品創出の自動化を目指し、自動設計と自動合成の融合による医薬候補化合物自動発明装置の開発と実践検証を進めております。 自動設計装置は、医薬品創製に関わる数万にも及ぶ論文を解析して医薬候補化合物を生成し、機械学習による定量的構造活性相関解析、そして、自動合成装置への入力となる逆合成解析を実行します。自動設計装置は、近年に欧米大手製薬企業にて創製された医薬品5件のうち4件を生成する性能を確認しました。また、自動合成装置は、医薬品創製研究にて必須である多品種合成を志向し、多検体対応型フロー合成装置、マストリガー式分取精製装置、高速濃縮装置、これらを連結する複数の協調ロボットで構成され、これらの装置が統合制御されます。将来的には、医薬産業のみならずファインケミカル全般への展開を目指しています。

関連知財
  • 特許登録番号6934662(2017/08/25):化合物設計装置と化合物設計方法及び化合物設計プログラム
応用可能な産業分野キーワード

農薬・肥料石化・有機化学データサイエンス