平野 研/HIRANO Ken
健康医工学研究部門
Health and Medical Research Institute
細胞ハンドリング・診断技術研究グループ 主任研究員
研究テーマ
- ナノスケール3Dプリンタによる造形・バイオプリント
- マイクロ・ナノ流体デイバスによるバイオセンシング
- 1分子マクロゲノムマッピングによる疾病解析技術
研究内容
国内唯一導入されているナノ解像度3Dバイオプリンタでの、従来にはない新規マイクロ・ナノ構造デバイスや細胞・組織のバイオプリンティング、材料、光学分野等への展開に取り組んでいる。さらに1分子DNA解析とMEMSによるマイクロ・ナノ流体デバイスを融合させた新規ゲノム解析手法にも応用し開発を進めている。
キーワード
油・界面活性ゼロ・からだに安全な材料だけで微小液滴「マイクロカプセル」をつくる
技術内容
【ポイント】
- シリコーンゴム製のマイクロ流路が持つ脱水の性質を利用し、水-水相分離により置いておくだけでひとりでにマイクロカプセルが形成。
- 特別な装置や複雑な操作は不要で、シンプルな構造。
- 核酸・抗体・タンパク質・細胞・ナノ粒子など多様な物質を内包できる。
- 油や界面活性剤の使用に伴う残留物の安全性の低下や環境負荷への懸念といった課題を解決。
- クリーンで安全な製造プロセスが求められる医薬品、再生医療、食品、化粧品など、より安全で付加価値の高い製品開発に貢献。
- PEG/DEX 系だけでなく他のさまざまな水溶性高分子材料の組み合わせにも適用可能。
関連知財
- 特願2024-198388(2024/11/13):液滴製造装置および液滴製造方法
関連文献
- K. Hirano et al., Small Methods, 2025, [doi/10.1002/smtd.202500387]
- 平野 研 et al., プレスリリース(2025年6月25日), 2025, [doi/10.0]
応用可能な産業分野キーワード