平野 和己/HIRANO Kazumi
細胞分子工学研究部門
Cellular and Molecular Biotechnology Research Institute
AIST-INDIA機能性資源連携研究室 主任研究員
研究テーマ
- ヒト脳オルガノイドを用いた神経機能評価系の開発
- 神経発生・疾患発症・細胞老化における「糖鎖」「エピゲノム」の役割解明
- ヒト脳オルガノイドを用いた認知症治療に資する創薬探索支援技術の開発
研究内容
様々なヒト脳オルガノイドの開発に関する研究を行っています。また、疾患モデル動物で得られた発症機構に関して「ヒトでも同様な機構を有するのか」を検討する際に、本技術は有用です。「糖鎖」と「エピゲノム」の視点から認知症などの脳・神経疾患の発症過程を明らかにし、創薬研究への発展を目指しています。
キーワード
2次元および3次元培養系を用いた神経機能評価技術
技術内容
ヒトiPS細胞や神経幹細胞を用いた神経培養系を持っています。平面培養系を用いたシンプルな神経機能評価から、脳オルガノイドのような複雑な機能を再現する3次元培養系用いた機能性評価を行うことができます。さらに、さまざま神経疾患の病態を再現した細胞を作製し、目的の化合物の病態への影響を評価することができます。また、細胞表面の糖鎖や核内のエピゲノムといった視点から目的の化合物の機能メカニズムの解析も可能です。
関連知財
- 特許第6976600号(2018/06/29):ヒト神経幹細胞から分化誘導処理により神経細胞を作製する$2F45法、神経細胞分化誘導$2F64試薬、および、神 経細胞分化誘導$2F64キット
関連文献
- K. Hirano et al., Stem Cells, 2016, [doi/10.1002/stem.2362]
- K. Hirano et al., FEBS Open Bio, 2017, [doi/10.1002/2211-5463.12331]
- K. Hirano et al., International Journal of Molecular Sciences, 2020, [doi/10.3390/ijms21134772]
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