氷見山 幹基/Tomoki Himiyama
モレキュラーバイオシステム研究部門
Molecular Biosystems Research Institute
バイオ分子探索研究グループ 主任研究員
研究テーマ
- 生体高分子の分子修飾による機能材料の開発
- 人工金属酵素/新規タンパク質集合体の創製
- タンパク質の構造解析
研究内容
機能性分子の導入によるタンパク質の構造・機能改変を行っている。分子修飾によるタンパク質集合体の構造制御や、触媒分子の導入による人工酵素の作製を行ってきた。エックス線結晶構造解析を駆使してタンパク質の構造機能相関を明らかとし、機能向上を目指している。また、バイオものづくりの観点から生体由来多糖をベースにした材料創製に取り組んでいる。
キーワード
生体高分子の分子修飾に基づく機能性分子の創製
技術内容
多糖やタンパク質に代表される生体高分子は、生物の重要な構成要素であるだけでなく、化学修飾により有用な機能を発現させることが可能です。例えば、ミドリムシが体内に蓄える多糖パラミロンに脂肪酸を結合した材料は熱可塑性を有し、フィルム状に加工することで超高強度のホットメルト接着剤として活用できます。また、タンパク質に非天然の有機分子や金属イオンを結合することで、人工タンパク質集合体や優れた触媒機能を持った人工酵素を作製できます。このように、生体高分子に化学的手法を適用し、生物と化学を融合した革新的な分子の創製を目指しています。
関連文献
- T. Himiyama et al., Bioconjugate Chemistry, 2023, [doi/10.1021/acs.bioconjchem.3c00057]
- A. Ueno et al., Nature Communications, 2025, [doi/10.1038/s41467-025-61909-5]
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