研究者紹介

橋本 宗明/HASHIMOTO Muneaki

健康医工学研究部門

Health and Medical Research Institute

細胞ハンドリング・診断技術研究グループ 主任研究員

研究テーマ
  • マラリア診断デバイス開発
  • 熱帯地域でのフィールド調査
  • 高感度遺伝子検出法の開発
研究内容
研究紹介図

マラリアはアフリカで年間2億人が感染する世界三大感染症の一つです。インフラ整備が不十分な地域でもPCRレベルでマラリア診断を可能にするデバイス開発を進めています。この達成には、高感度・迅速・簡単かつ安価な病原体の検出が必須です。さらに、研究ノウハウを他の感染症にも応用展開を進めています。

キーワード

感染症生活習慣病POCT細胞イメージング

広視野イメージングとAI解析による高感度・定量的病原体検出技術

技術内容

 私たちは、世界三大感染症の一つであるマラリアを中心に、正確かつ現場適用可能な診断を実現する検査システムの開発を進めています。マラリアの大部分はアフリカで発症しており、脆弱なインフラ、高温多湿や粉塵といった過酷な検査環境、経済的制約を考慮した製品化と社会実装が不可欠です。  これまでに、血液サンプルの簡便な前処理法、超広視野蛍光顕微鏡によるイメージング技術、ならびに人工知能を用いた自動解析ソフトウェアを開発し、途上国の医療現場においてもPOCT(臨床現場即時検査)を可能にしました。さらに、ケニア、ウガンダ、パプアニューギニアなど複数の途上国でフィールドテストを実施し、実環境で得られた知見を技術改良に継続的に反映しています。  本技術はマラリアに限らず、他の感染症検査への応用も期待されており、実際に結核菌の高感度かつ定量的検出にも有用であることを明らかにしています。患者サンプル前処理からイメージング、AI解析、フィールド検証までを一貫して実施できる点が、私たちの大きな強みです。

関連知財
関連文献
応用可能な産業分野キーワード

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