後藤 太一/GOTO Taichi
健康医工学研究部門
Health and Medical Research Institute
医療機器研究グループ 研究員
研究テーマ
- リハビリテーションによる感覚-運動機能の回復に関わる脳内基盤の解明
- 超音波を用いた周産期における脳機能評価技術の開発
- ライフステージ横断型の多角的脳機能評価/介入技術の開発
研究内容
超音波やMRIなどを用いた脳機能イメージング研究を行っています。特に、周産期や成人における脳損傷後のリハビリに伴う感覚-運動障害の改善の背景にある脳内基盤の解明を目指しています。また、脳機能の促進を図る介入技術の開発も行っております。
キーワード
ライフステージ横断型脳機能イメージング
技術内容
周産期や成人期における脳損傷は、運動機能や感覚機能、認知機能など様々な脳機能に障害を引き起こす。医療現場では、リハビリが行われるが、これら脳機能障害の改善には限界がある。そこで、新しい脳機能評価技術の開発を行い、脳を見て、理解することで、脳を治すことを目指す。特に、軽量小型で操作性に優れた超音波を用いた脳イメージング技術は、医療現場における実用性は高い。すなわち、ベッドサイドにおけるオンラインの脳機能評価による早い時期からの医療介入を促すことで、患者の脳機能障害の改善を促すことが期待される。また、脳内のミエリンに着目したリハビリ効果の促進を促す研究も行う。ミエリンは脳内の神経伝達を制御する重要な脳構造であり、加齢と共に増加、減少する。この大規模な変化を示すミエリンは、出生直後からの生涯に渡る脳機能の変化に大きく貢献している。そして、脳損傷後のミエリン増加を促すことは、リハビリ効果を促進し、運動障害の回復を強化する(Goto et al., 2025)。そこで、脳内のミエリンを標的とした脳損傷後の運動障害改善を促す介入技術の開発を行う。
関連文献
- T. Goto et al., Brain Research, 2025, [doi/10.10.1016/j.brainres.2024.149257]
- T. Goto et al., Brain Research Bulletin, 2025, [doi/10.10.1016/j.brainresbull.2025.111449]
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