研究者紹介

藤本 雅大/FUJIMOTO Masahiro

健康医工学研究部門

Health and Medical Research Institute

運動生理学・バイオメカニクス研究グループ 研究グループ長

研究テーマ
  • ヒトの姿勢・運動制御メカニズムの解明
  • 高齢者の転倒リスクの評価と転倒予防
  • 外乱刺激に対するバランス応答の評価
研究内容
研究紹介図

モーションキャプチャ装置やセンサ等を用いて、「起きる・立つ・歩く」などの日常生活動作におけるバランス制御や、「すべり・つまずき」などのような予期せぬ外乱に対するバランス応答を分析することで、転倒メカニズムの解明と転倒リスクの評価・改善技術の確立を目指して研究を進めています。

キーワード

モーションキャプチャシステム歩行・運動機能計測・評価身体機能計測・解析※サルコペニア・フレイル発症リスク予想

転ばぬ先の「知恵」と「杖」-転倒メカニズムの解明と転倒リスクの評価技術の確立―

技術内容

少子高齢化が世界的に進むなか、骨折および要介護の主要因となる「転倒」の予防は、生活の質(QoL)の向上とWell-beingの実現に向けた世界共通の課題です。転倒予防の基盤となる、ヒトの姿勢・運動制御機能の計測・評価技術の確立と、転倒のメカニズムの解明が求められています。本研究では、高齢者の転倒リスクの評価と予防を目的として、身体の力学系・神経系の両側面からヒトの姿勢・運動制御メカニズムの統合的な解明に取り組んでいます。具体的には、モーションキャプチャ装置や各種センサを用いて、「起きる・立つ・歩く」などの日常生活動作におけるバランス制御を定量的に評価しています。また、「すべり・つまづき」といった予期せず身体に作用する外乱刺激に対するバランス応答を分析し、転倒回避に重要となる予測的・反応的な姿勢制御機構の理解を深めています。これらの成果を基に、転倒リスク増大の早期兆候を検出する評価技術の確立と、個々の特性に応じた転倒予防の指針となる知見の創出を目指しています。転ばぬ先の「知恵」と「杖」を提供する技術基盤の構築と、その社会実装に向けた研究を推進しています。

関連文献
応用可能な産業分野キーワード

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