研究者紹介

秋山 健太郎/Kentaro AKIYAMA

モレキュラーバイオシステム研究部門

Molecular Biosystems Research Institute

バイオ分子探索研究グループ 研究員

研究テーマ
  • 微細藻類を用いたバイオものづくり
  • 電極を用いた生体物質の高感度検出および有用物質の生産
  • 膜タンパク質の機能構造解析
研究内容
研究紹介図

私は分子生物学と生化学を基に、有用な生体分子の研究を行っています。現在、微細藻類が作る多糖の生合成経路の解明や大量生産システムの構築に注力しています。将来的には育種・培養・製品化まで一貫したプロセスを確立します。また、微細加工した電極を用いた機能性物質の検出や高分子の化学修飾の研究も進めています。

キーワード

機能性高分子高産生バイオマス関連微生物電極材料・デバイスタンパク質工学※

微細藻類を活用したものづくり

技術内容
微細藻類を活用したものづくりの図

微細藻類は周囲の栄養を食べたり、光合成を利用して二酸化炭素を吸収したりすることによって、高い機能性をもつ物質を多く作っています。それらの中で、私はミドリムシ(ユーグレナ)が生産する多糖パラミロンに着目しています。これまでの研究によって、パラミロンは化学的に操作しやすく、熱可塑性・粘弾性を含む様々な物性を付与することが可能であることが見出されています。この「パラミロンを基盤材料としたものづくり」を発展・社会実装させるために、私はミドリムシの培養条件の最適化や大規模培養技術に関する研究を行っています(下図の川上に相当する研究)。将来的には、所内外との連携を通じて、培養からパラミロンベース素材の開発、さらには製品化までを一気通貫で結ぶ体制を構築し、バイオエコノミー社会の実現に貢献したいと考えています。

応用可能な産業分野キーワード

微生物・酵素・菌糸体バイオマス石化・有機化学