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ナノ空間設計グループ

長寿命で高感度なバイオセンサーデバイスの開発
-VOCガス、農薬、糖やアミノ酸の測定-

  • シリカ多孔体への酵素の固定化によるセンサーの長寿命化
  • グラフェン被覆シリカ多孔体によるセンサーの高効率化
  • 新規参照電極による酸素センサーの小型化

長寿命バイオセンサー(揮発性有機化合物(VOC)、農薬)

  • シリカ多孔体を用いた高速・高感度・長寿命のバイオセンサーを開発しました。
  • 酵素サイズと合致するように細孔径を制御したシリカ多孔体の細孔内へ酵素を固定化することで、センサーの安定性を実現しました。
  • 高活性な酵素を固定化することで、VOC、農薬等の高感度なその場分析に成功しました。
  • 規則的な細孔構造を持つシリカ多孔体の国際標準化を進めています。

高効率バイオセンサー(糖、アミノ酸)

  • シリカ多孔体を用いたグラフェンで被覆した電極を開発しました。
  • 本電極は、ミクロ孔で電子伝達、メソ孔で酵素反応、マクロ孔で基質の拡散促進するので、高効率なセンシングが可能です。

小型酸素センサー(新規参照電極)

  • プルシアンブルーが分散固定された新規参照電極を開発しました。
  • 新規参照電極を使用することで、小型化が困難であった酸素電極の小型化に成功しました。

主任研究員 伊藤 徹二
主任研究員 武田 康太


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