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2016年 3月31日
「二酸化炭素地中貯留技術研究組合」の設立について

CCS (Carbon dioxide Capture and Storage) は地球温暖化対策上の重要な技術として国内外に認識されていますが、実用化にあたっては、安全かつ大規模・効率的なCO2地中貯留技術の実現が必須となります。我が国の貯留層に適した実用化規模(100万トン/年)でのCO2地中貯留技術を開発するとともに、CCSの社会受容性の獲得を志向した研究開発を行うために、経済産業大臣へ「二酸化炭素地中貯留技術研究組合」の設立認可申請を行い、本日付で認可を受けました。

産総研地質調査総合センター地圏資源環境研究部門はこの技術研究組合に参画し、二酸化炭素地中貯留の実用化に向けた取り組みの中で、低コストのモニタリング技術や水理−力学−地化学連成解析手法、長期的な遮蔽性能評価技術等の開発に貢献します。詳細はこちら (pdf)をご覧下さい。
産業技術総合研究所 地質調査総合センター 地圏資源環境研究部門
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〒305-8567
茨城県つくば市東1-1-1
中央第7