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2015年9月17日
技術資料「環境放射能モニタリングのための水中の放射性セシウムの前処理法・分析法」の公開

産業技術総合研究所 地圏資源環境研究部門は、同所ナノ材料部門(旧・ナノシステム研究部門)と連携し、「水中の放射性セシウムのモニタリング手法に関する技術資料検討委員会」(委員長 恩田裕一・筑波大学教授)を平成26年6月に立ち上げ、水中の放射性セシウムのモニタリング手法に関する技術について検討して来ました。この度、これまでの検討結果を技術資料(「水中の放射性セシウムのモニタリング手法に関する技術資料」)として取りまとめましたので、公開致します。

目次は以下の通りです。
第1章 はじめに
第2章 水中の放射性セシウムの存在形態と濃度レベル(既往の知見のレビュー)
第3章 水中の溶存態放射性セシウムのモニタリング手法
第4章 水中の懸濁態放射性セシウムの回収およびモニタリング手法
第5章 水中の溶存態放射性セシウムの精度評価試験の結果
第6章 おわりに
(技術資料はこちらよりダウンロード可能。ただし、PDFファイルで約10MBあります。)

本技術資料が、水中の放射性セシウムのモニタリングに関わる方々、モニタリング結果を読み解く市民の皆さまや自治体関係者の方々のお役に立つことを期待致します。

なお、本件に対する問合せは、産業技術総合研究所 地圏資源環境研究部門 保高徹生(t.yasutaka@aist.go.jp)までお願い致します。

関連イベント: 9月14日(月)、筑波大学東京キャンパスにおいて「水中の放射性セシウムのモニタリング技術を考えるシンポジウム」を開催致しました。詳細はこちらをご参照下さい。
産業技術総合研究所 地質調査総合センター 地圏資源環境研究部門
住所
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茨城県つくば市東1-1-1
中央第7