産総研東北センターは、化学ものづくりの研究拠点であると同時に、東北地域におけるALL産総研の連携窓口として、産総研の技術や取組みを東北地域の皆さまにより身近に、深く知っていただく活動を強化しています。
産総研では、「イノベーションコーディネータ」が企業の皆さまと産総研の技術をつなぐ活動をしています。
平成27年度から、公設試験研究機関に関係する方々に産総研イノベーションコーディネータを委嘱して一緒に活動していただく取組みを始めました。それらの方々の持つ地域に根付いたネットワークを活かして、よりきめ細かく各地域の企業のニーズに対応していきます。
仙台青葉サイトにおいて、定期的に産総研の最新の技術をご紹介するセミナーを開催しています。
今年度は、試行的に、地域の産業ニーズに精通している公設試験研究機関等の成功事例を紹介いただきながら関連分野での産総研技術を紹介しました。
次回セミナーは5月頃に開催予定ですので、ぜひご参加ください。
今年度も10月のおおさき産業フェア2015、12月の産学官連携フェア2015みやぎなどの展示会に出展し、産総研の研究成果を紹介しました。今回の産学官連携フェアでは、東北センターの研究成果だけでなく、つくばセンターの成果を3件展示したほか、メインテーマである「水素エネルギー」に対応して産総研福島再生可能エネルギー研究所からも出展しました。
また、毎年夏に東北センターで開催する一般公開や学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ(主催:NPO法人natural science) など、実験・体験を通して地域の皆さまに科学の楽しさを伝える取組みも行っています。