去る8月31日(金)に、産総研東北センターにおいて、「MEMSパークコンソーシアム&GIC第2回連携シンポジウム(GIC第10回研修セミナー)」を開催しました。
昨年に引き続き、今年度の連携シンポジウムも、MEMSパークコンソーシアム、GIC、TOHOKUものづくりコリドーの三者による共同開催となりました。
シンポジウムでは、コンパクト化学プロセス研究センター・膜反応プロセスチームの濱川聡チーム長がコーディネーターを務め、「化学・バイオ技術におけるMEMS利用・融合技術の新展開」をテーマとして3件の特別講演が行われました。また、初めての試みとして、GICニーズ会員2社による会社紹介も行われました。
特別講演では、初めに、産総研・エレクトロニクス研究部門機能集積システムグループの亀井利浩主任研究員が「マイクロ流体高速バイオ分析とシステムインテグレーション」と題して講演を行いました。続いて、株式会社日立プラントテクノロジー・研究開発本部土浦研究所の遠藤喜重部長による講演「マイクロリアクタの実用化に向けて」が行われ、最後に、東京理科大学理工学部応用生物学科の坂口謙吾教授が「21世紀に期待されるバイオ技術、バイオの一領域からの偏見と希望」と題した講演を行いました。講演終了後には、講師と参加者との間で、活発な意見交換が行われました。 |