平成19年8月25日(土)、産総研東北センターにおいて、「きて!未来の技術がいっぱい」をテーマに一般公開を開催しました。
科学教室「光を調べる」では電球の色と電球色の蛍光灯の色の違いを工作と実験で確かめていました。仙台初登場のヒューマンロボット「チョロメテ」の実演の際には来場者が幾重にも取り囲み、ロボットの動きに驚いたり、また、アザラシ型ロボット「パロ」に触れては癒されていました。研究設備体験コーナーでは研究者が実際に使用している機器を操作して研究者気分を味わっていました。この他にも「地質図の世界で大空を飛んでみよう!」、「ペットボトルのリサイクル」、「光る絵の具でお絵かき」、「蛍光体ナノ粒子を覗いてみよう」、「フッ化物イオンの濃度をはかる」の体験コーナーや、英語の発音を指導する「ティーチング」の実演、移動地質標本館の“エキジョッカー”で地震で発生する液状化現象を体感していました。また、東北センターの日頃の研究成果としてパラジウム膜の開発、空気浄化技術、粘土膜『クレーストR』を展示・紹介しました。
当日は夏らしい晴天に恵まれ、終日好奇心いっぱいの子供たちの賑やかな声が響きわたっていました。来年度以降も科学のおもしろさや産総研の研究・技術が社会及び地域に貢献していることを理解してもらうために一般公開を開催する予定です。是非、産総研東北センターに来て、あなたの街の研究所を身近に感じてみてはいかがですか。
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