研究トピックス
電池の内部を “目で見る” 手法を開発
~技術移転による製品化について~
産業技術総合研究所 電池技術研究部門では、閉じられた電池の内部を非破壊で直接目視観察できる新たな技術を開発しました。 (産総研プレスリリース 2026年3月26日)
また技術移転により、株式会社イーシーフロンティアから、本技術を基にした製品がリリースされました。(製品紹介ページはこちら)
- 可視光を透過する銅薄膜電極を開発
- 密閉された電池の内部を非破壊で直接目視することが可能に
- 金属リチウムの析出と溶解の過程をオペランドで観察
- 密閉された電池内部でのガス発生の可視化
- デンドライト成長による電池の短絡や、ガス発生によるセルの膨張などの、電池の劣化要因を目で見て理解し、さらなる劣化抑制技術の開発に貢献
【技術の詳細】
本技術は、産総研プレスリリース 「電池の内部・・・目で見てみたくない?-可視光を通す極薄電極で充放電に伴う電気化学反応のリアルタイム観察に成功-」 にて紹介されています。成果の詳細は2026年3月5日に Electrochemistry Communications にてオンライン公開されました。
本技術を基にした製品の詳細は、株式会社イーシーフロンティアの製品紹介ページにて公開されています。
【論文情報】
掲載誌: Electrochemistry Communications
論文タイトル: Direct operand visualization of Li-metal plating and stripping inside pressed, closed battery cells using optically transmitting ultra-thin electrode
著者: Mitsunori Kitta*, Hikaru Sano and Yuta Maeyoshi*
DOI: https://doi.org/10.1016/j.elecom.2026.108142
【問い合わせ先】
産業技術総合研究所 関西センター 電池技術研究部門
主任研究員 橘田 晃宜
E-mail:
aist.go.jp


