2023年度 計量標準総合センター成果発表会 サテライトイベント
NMIJ標準物質セミナー2023

開催概要

主催
協賛
主催:物質計測標準研究部門
協賛:標準物質クラブ、pHクラブ、定量NMRクラブ
日時 2024年 2月1日(木) 10:00-12:00
場所 産業技術総合研究所 つくばセンター共用講堂 講堂(産総研 つくば中央
申込 お申込みつきましては、2023年度計量標準総合センター成果発表会のページからお申し込みください。

プログラム

講演タイトルは仮となっております
時間 講演タイトル・概要 講演者 所属・役職
9:30 受付開始
10:00-10:05 開会挨拶
10:05-10:35

電気伝導率標準の紹介と国際動向について

電気伝導率は溶液中のイオン濃度と相関があるため、簡便な水質管理の指標として幅広い分野で利用されている。本発表では、電気伝導率標準について概説した後に、NMIJ電気伝導率標準の現状と国際的な動向について報告する。

日比野 佑哉 物質標準研究部門
無機標準研究グループ
10:35-11:05

大気観測における温室効果ガス濃度の整合性と標準ガス

温室効果ガスの大気観測では、計測器を標準ガスで校正することにより、観測値の整合性を維持している。本発表では、観測値の整合性、計測器の校正に使用する標準ガスの必要条件および重要性について説明する。

青木 伸行 物質標準研究部門
ガス・湿度標準研究グループ
11:05-11:25

【依頼講演】
JCSS標準物質に関連する最近の動向

令和3年5月に取りまとめられた知的基盤整備計画及び各種法令に対応した標準液及び標準ガスの開発状況、並びにWLTP(乗用車等の国際調和排出ガス・燃費試験方法)で、要求される標準ガスへの対応等について紹介いたします。

上原 伸二 一般財団法人化学物質評価研究機構(CERI)
化学標準部 部長
11:25-11:45

【依頼講演】
標準物質に関する認定プログラムの詳細と活用事例

IAJapanは、標準物質を供給する標準物質生産者の審査・認定を通じて、市場に供給される標準物質の信頼性を支えています。本講演では、IAJapanが実施する認定審査の概要と認定の活用方法についてご紹介します。

秋山 璃乃 独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)
認定センター(IAJapan) 計量認定課
11:45-11:55

標準物質の研究開発の歩み

1996年に第1期科学技術基本計画が閣議決定され、知的基盤整備の重要性が指摘された。2001年から第1期計量標準整備計画が策定され、現在、第3期整備計画に沿った活動が進められている。2000年代初頭から現在までの標準物質開発の流れと、近年の新規開発標準物質について紹介する。

朝海 敏昭 計量標準普及センター
標準物質認証管理室
11:55-12:00 閉会挨拶