What's New
2023年
-
- [Web掲載日]
- 内容
-
- [11月27日]
- 2023年10月17日
「国際標準化奨励者表彰(経済産業省産業技術環境局長表彰)」を中嶋 香奈子(情報・人間工学領域 人間拡張研究センター 主任研究員)が受賞しました。
-
- [11月6日]
-
イベント
産総研柏センター 一般公開2023<10月28日(土)>は終了しました。
たくさんのご来場、ありがとうございました。
-
- [6月6日]
-
イベント
人間拡張研究センターシンポジウムHARCS2023のサイトを公開しました。 -
-
- [5月15日]
-
イベント
遠隔ヘルスケアのための多感覚XR-AIに関するシンポジウム
日時: 11月25日(土)午後
場所: 東大本郷キャンパス(Zoomウェビナーでの中継あり)
参加費: 無料 -
-
- [5月12日]
-
イベント
xDR Challenge 2023 ~PDR and BLE with LiDAR based GT~を開催します。 -
-
- [5月11日]
-
イベント
産総研 北陸デジタルものづくりセンター/福井サイト/ICPS/⼈間拡張研究センター 主催
[参加申込受付中/5月25日開催] スマートテキスタイル活用研究セミナー
-
- [4月3日]
- AMED事業「ロボット介護機器開発等推進事業(環境整備)」の成果が公表されました。
-
- [3月14日]
- 2023年3月13日
日本バーチャルリアリティ学会 SIG-MR賞:
蔵田武志 (産総研), 尾形邦裕, 金澤周介, 今村由芽子, 佐藤章博, 小木曽里樹, 小林吉之, 一刈良介, 中江悟司, 多田充徳 (産総研), 青山朋樹, 清水博己 (京大), 葛岡英明, 中村拓人 (東大), 腰原健, 黒田真朗, 返町秀光 (セイコーエプソン), 大島賢典 (エブリハ):
"「遠隔リハビリのための多感覚XR-AI技術基盤構築と保健指導との互恵ケア連携」で目指すところ",
第66回複合現実感研究会, 日本バーチャルリアリティ学会 (2022)
-
- [2月17日]
-
イベント
「拡張体験デザイン協会DAAX公開セミナー」
開催方式・日時
参加無料 / オンライン開催(zoom ウェビナー)
2023年3月3日(金)13:00-16:30 -
-
- [1月24日]
-
拡張テレワークを活用して、働き方を変革するための新しいビジョンづくりのハンドブックを公開しました。
詳細はこちらをご覧下さい。 -
-
- [1月23日]
- 1月20日
Best Paper Award Finalist:
Satoki Ogiso, Yoshiaki Bando, Takeshi Kurata, Takashi Okuma:
"Infrastructure-Less Localization from Indoor Environmental Sounds Based on Spectral Decomposition and Spatial Likelihood Model",
The 2023 IEEE/SICE International Symposium on System Integrations (SII 2023), Atlanta, USA -
センター長挨拶
人間拡張とは、人に寄り添い人の能力を高めるシステムのことです。英語の「Human Augmentation」の日本語訳に相当します。「Augmentation」とは増強、増大させることで、音楽では半音上げるという意味で使われています。Augmented Realityを、日本語で拡張現実感と訳した流れから、「Human Augmentation」は人間拡張と訳されています。
広い意味では、顕微鏡や望遠鏡も人間拡張ですが、人間拡張研究センターでは、情報技術やロボット技術を活用したウェアラブル(装着できる)あるいはインビジブル(見えずにそばにある)なシステムを研究対象とします。これらのシステムの装着・利用によって、人間単独の時よりも能力を拡張することはもとより、その継続使用によって人間自身の能力も維持・増進できるようにします。そして、それらが社会で継続的に使用され、新しい産業基盤になるような状況を目指します。
広い意味では、顕微鏡や望遠鏡も人間拡張ですが、人間拡張研究センターでは、情報技術やロボット技術を活用したウェアラブル(装着できる)あるいはインビジブル(見えずにそばにある)なシステムを研究対象とします。これらのシステムの装着・利用によって、人間単独の時よりも能力を拡張することはもとより、その継続使用によって人間自身の能力も維持・増進できるようにします。そして、それらが社会で継続的に使用され、新しい産業基盤になるような状況を目指します。
すなわち、人間拡張研究センターは、人間拡張という新しい技術によって、人間が本来持つ能力の維持・向上(体力、共感力、伝達力など)、生活の質の向上(満足度、意欲などの向上)、社会コストの低減(医療費、エネルギー、未使用製品などの低減)、産業の拡大(製造業のサービス化の推進、IoTを用いて生活データを蓄積し、AIで価値ある知識とする知識集約型産業の創出)を目指す研究センターです。このために、人間拡張研究センターには、人に寄り添えるセンサ・アクチュエータデバイスの研究者、ロボット技術の研究者から、人の身体力学や感覚・認知科学の研究者、産業化に必要なサービス工学や統合デザインの研究者が集まります。
人間拡張研究センターは、あらたに設置された産総研・柏センター(東京大学・柏IIキャンパス内)にあります。東京大学や隣接する千葉大学、あるいは、国立がん研究センターとの連携を活かして研究を進めています。また、この柏の葉地区は、大型のショッピングモールや住宅地が密集する新興地区です。この地の利を活かし、開発に関わった不動産業者をはじめ、地域住民の皆さんの協力を得て、人間拡張技術を中核とした新しいサービスビジネスの社会実装研究を進めて参ります。