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蛯名武雄研究員インタビュー写真

東北で豊富に産する粘土を原料とした高機能な膜材料「クレースト®」を開発し、その工業化により東北の産業界に貢献したとして、産業技術総合研究所東北センター化学プロセス研究部門の蛯名武雄首席研究員が第68回(平成30年度)河北文化賞を受賞しました。クレーストは厚さ1ナノメートル(10億分の1メートル)の板状の粘土結晶を緻密に積層したフレキシブルな膜材料で、既存材料にはない高いガスバリア性と耐熱性を有する膜材料として幅広い産業分野で製品化が進められています。クレーストの生みの親である蛯名首席研究員に、開発の経緯や研究にかける想いなどを聞きました。

聞き手:有限会社 FIELD AND NETWORK(宮城の新聞) 大草 芳江

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