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イベント開催報告

その2

(社)東北経済連合会主催、産総研東北センター共催による環境フォーラムが1月25日にホテル仙台プラザにて開催されました。今回は「超臨界技術の現状と可能性」をテーマとして、超臨界CO2と超臨界水の具体的応用事例の紹介と、これからの超臨界技術の可能性についてのパネルディスカッションが行われました。

調講演として、猪股 宏教授(東北大学)から超臨界CO2の利用技術として魚油からのEPA・DHAの分離精製、柿皮からの抗酸化作用を持つカロテノイドの高選択抽出、さらにCO2を洗浄溶媒とする新規ドライクリーニングの実用装置開発例の紹介がありました。引き続いて大島義人教授(東京大学)からは、超臨界水の酸化力を利用した実験廃棄物処理装置の開発と医療用廃棄物処理への適用についての紹介と、鈴木 明研究チーム長(産総研東北センター)からの高温高圧マイクロリアクターによるコンパクトな化学プロセス構築の紹介がありました。

ネルディスカッションでは、超臨界技術の新たな可能性や課題について、活発な発言や意見の交換がなされていました。

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講演とパネルディスカッション

その3

北大学産学連携推進センターが主催する「東北大学イノベーションフェア2007」が2月1日に東京赤坂プリンスホテルで開催されました。この催しは、東北大学の研究内容・成果を広く紹介するため、東北大学産学連携推進本部が主催するものです。

回は、産総研と東北大学とで結ばれている連携・協力協定とその内容について、広く学内外に紹介するため、産総研コーナーを会場に設けていただきました。

の協定は、環境・エネルギー分野、ナノテクノロジー・材料・製造分野、ライフサイエンス分野、情報通信・エレクトロニクス等の分野において、大学と共同研究及び産学官連携活動の推進、研究者の研究交流を含む相互交流、研究施設、設備等の相互利用、産業界の即戦力となる若い人材の養成など人材育成の推進及び相互支援、研究資源の相互利用、知的財産の相互活用などの連携協力を推進するものです。

ェアでは、講演や研究紹介のプレゼンテーションの合間にも、多数の企業や研究機関の方々が産総研のコーナーに訪れていました。

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東北大学井上総長(上)とパネル展示会場



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