新年明けましておめでとうございます。
昨年は、東北経済産業局が推進する産業クラスター計画「TOHOKUものづくりコリドー」が新たにスタートするとともに、産業界においても特に自動車関連分野に代表されるように、県域を超えた広域連携が進展しつつあり、東北地域に新たな変化の兆しが感じられた年でした。
産総研は、今年第2期中期計画の折り返し地点を迎えますが、産総研の全ての研究が「対応する産業への寄与を通じ、結果として全産業が持続可能性の向上に向けて重心移動することに貢献する」を目標とし、その推進体制強化のために昨年12月1日にイノベーション推進室を新設するとともに、3名の担当理事や産業技術アーキテクトを配置しました。すなわち、全産業が持続性に向けて重心移動することをイノベーションと定義し、産総研は本格研究を通じてそのための技術を提供するとともに、産業界の経営層にも積極的に働きかけて重心移動推進のための戦略的連携やプロジェクトなどの立案・推進を目指しています。
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