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本
コンソーシアム( GIC )は、昨年の “ コンパクト化学プロセス研究センター ” の発足に伴い、それまでのSICおよびMICを融合、基本コンセプトおよび活動成果を継承の下に設立されたものであり、研究シーズと産業ニーズのマッチングを図るプラットフォームとして位置づけられます。会員登録数は、平成18年3月末には、シーズ会員A・17研究機関/73名、シーズ会員B・6社/17名、ニーズ会員・41社/116名、および特別会員・4機関/17名、総計218名に拡大発展して き ました。
具
体的な活動としては、昨年4月の発足総会以来、隔月開催の研修セミナーを中心に活動を積み重ね、去る2月28日には、17年度GIC報告総会および特別講演会を開催、引き続き18年度もGIC継続のご承認をいただきました。そして、本年4月25日午後、東北センターOSL棟セミナー室において、18年度GIC総会および第4回研修セミナーが開催されました。
当
日は、100名近い大勢の出席者のもと、4月に赴任された東北センター・吉田忠新所長の開会挨拶に始まり、水上会長の議事進行のもと18年度総会議事が執り行われ、事業計画案、予算計画案が採択されました。
総
会後には、研究センターの研究シーズ紹介として、7チームのチーム長より、研究テーマの紹介と研究成果の発表が行われ、さらに、出席者は3班に別れ、CSEチームの超臨界流体試験機(高温高圧実験室)、ナノ空間設計チームのゼオライト膜のパネル(OSL棟1階)、および材料プロセッシングチームの粘土膜のパネル(OSL棟2階)に よる 見学をしていただき、研究シーズの一層の理解を深めていただきました。
引
き続き、恒例の懇親会が開催され、吉田新所長の乾杯の発 声 から始まって、出席者による名刺交換、あるいは意見交換、情報交換が行われ、会員相互の懇親の輪を広げることができました。
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写真: 18年度GIC総会および第4回研修セミナーの模様
(GIC事務局 小野實信 記)
本
new-SICは、昨年の発足総会以来、シーズ会員A・22研究機関、シーズ会員B・1社、およびニーズ会員・47社、総計223名の会員のご登録、ご参加を得まして、隔月に4回の総合委員会を開催、さらには8つの分野別プロセスチーム毎の活動を積み重ね、超臨界流体技術の実用化推進を果たして き ました。去る3月17日(金)にはnew-SIC17年度報告総会が開催され、18年度のnew-SIC継続の確認、および新規事業として、超臨界流体利用の地域事業モデル構築を目的とした特別委員会・設置の承認をいただきました。
本
特別委員会は、新たに設ける特別会員によって運営されるものであり、調査事業として[地域の保有する資源の特定]と[new−SICの共同研究プロジェクトの研究成果]の適合を図ることにより、超臨界流体技術の総合的活用・実現の場としての可能性を探索致します。new-SICは、愛媛県西条市提案の、 地域が保有する温州みかん等に関し、超臨界流体技術の有効活用による地域事業モデル化の可能性について検討を重ねて い ます。
本
特別委員会は、西条市を事例として、各地域における地域事業モデル構築を目指す関係機関からの検討提案を期待するものであり、すでに西条市を筆頭に、東北経産局、宮城県、仙台市などに特別会員としてのご登録の検討をいただいているところです。
現
在、5月31日開催予定のnew−SIC18年度総会および第1回総合委員会の準備中であり、当日は特別講演として、前国際連合大学副学長の鈴木基之先生によるゼロエミッションプロセスに関する講演、そして西条市・伊藤宏太郎市長による食品産業総合コンビナート構想に関する講演をいただくこととして い ます。本特別委員会の活動により、これまでの総合委員会活動、分野別プロセスチーム活動と合わせ、更なる超臨界流体技術の実用化推進展開を図るものです。
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図: “ new-SIC ” 18年度 組織図
( new−SIC 事務局 小野實信記 )
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