接着接合基盤技術共同研究体(ABC-U)の概要
<ABC-Uの目的>
- 接着接合に関わる共通基盤技術の開発および高度化
- 共同研究体で得られた成果や装置の継承・利活用
<ABC-Uの基本方針>
- 多数の企業で負担(装置、人材、運営費等)をシェア。
- 2種類の研究開発等を推進。
- 共通の運営規約および知財取扱規約。その下で、産総研と参画機関の1対1の共同研究契約(参加するPJや橋渡し研究の内容等を記載)を締結。
- 共同研究体への参画およびPJへの参加は関係する構成員(産総研および参画機関)の承認が必要。橋渡し研究は当事者間の合意で実施。
- 共同研究体およびPJからの脱退は自由。
【研究プロジェクト(PJ)】
接着・接合技術コンソーシアム(T-CAB)のWGでの検討結果を踏まえ、産総研と複数の参画機関が参加して行う共通基盤技術の開発および高度化に取り組む研究開発等
【橋渡し研究】
共同研究体にある研究資産(知財、設備等)を活用し、産総研と少数の参画機関の個別の要望に応じて任意で行う研究開発等
<ABC-Uの体制>
- 構成員(2022年10末現在):12機関(11社+産総研)
- 共同研究体代表 : 佐藤千明(産業技術総合研究所材料・化学領域ナノ材料研究部門 クロスアポイントメントフェロー、東京工業大学教授)
- 事務局長 : 川口 建二(産業技術総合研究所 材料・化学領域ナノ材料研究部門 招聘研究員)
- 所在地 : 305-8564 茨城県つくば市並木1-2-1 産業技術総合研究所 つくば東4A
- 通常総会は年1回、臨時総会は必要に応じて開催
- 共同研究体全構成員で構成
- 運営規約・知財取扱規約の変更、年度計画書・報告書の承認、途中参画の承認
- 原則、毎月開催
- 各PJ 2名、共同研究体代表、産総研2名
- PJ・橋渡し研究に共通する事項の審議・決定
- 必要に応じて開催
- 業種の異なる複数の企業と産総研の若干名で構成
- PJで得られた知財の発明者の認定、出願の要否判断、ライセンス方針の決定
- PJごとに設置
- PJに参加している企業が自由に参加
- PJの内容検討、進捗管理、研究成果取扱指針案・研究成果の利用許諾方針案の検討、PJへの途中参加の承認など