日々の計測・分析における結果の信頼性評価に役立てていただくため、計量標準総合センター(NMIJ)では、
「健康・暮らしの中で利活用が進む標準物質」をテーマに、今年も標準物質セミナーを開催します。
今年の講演では、NMIJで開発している、多様な物質の分析ニーズに対応するための校正技術やスポーツの公平性に貢献する標準物質に関し、それらが皆様の日々の健康・暮らしの中でどのように役立っているのか、その一端を紹介します。
また、標準物質のより正しい使い方、不確かさの考え方と評価方法といった入門的な内容の講演を行います。
ぜひご覧ください。
セミナータイトル | NMIJ標準物質セミナー2020 〜健康・暮らしの中で利活用が進む標準物質〜 |
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主催 | 国立研究開発法人 産業技術総合研究所 計量標準総合センター(NMIJ) |
視聴方法 |
今年度はWebセミナーとして開催いたします。 JASIS WebExpo(https://www.jasis.jp/webexpo/)から視聴してください。 なお、視聴にはJASIS への登録が必要になります。 |
視聴可能期間 | 2021年3月15日(月)まで(予定) |
問い合わせ先 |
計量標準総合センター 計量標準普及センター 計量標準調査室 Tel: 029-861-4118 E-mail: M-nmij-rmseminar2020-ml@aist.go.jp(@を半角にして送信してください) |
【 プログラム 】
標準物質の使い方
物質計測標準研究部門 無機標準研究グループ 上級主任研究員 三浦勉
標準物質を正しく使うことで、分析機器の校正や化学分析の妥当性を確認することができます。
ここでは、機器校正用の標準物質、妥当性確認用の組成標準物質の使い方を紹介します。
「不確かさ」で差をつける!
-不確かさの考え方と利用法-
工学計測標準研究部門 データサイエンス研究グループ長 田中秀幸
不確かさ評価を行えばどのような利点があるかをわかりやすく解説します。
多岐にわたる有機標準物質の供給を支える一対多型校正
-一対多型校正の概要と標準供給への応用-
物質計測標準研究部門 有機基準物質研究グループ長 伊藤信靖
一つあるいは少数の基準物質により、多岐にわたる有機化合物を定量分析できる
一対多型の校正技術について紹介します。
ドーピング検査の信頼性確保への貢献
ドーピング検査標準研究ラボ長 井原俊英
NMIJの分析技術がスポーツの公平性にどのように貢献しているかをご紹介します。
【 出展ブース 】