分析結果の信頼性を確保するためには、技能試験などに参加して、ご自身の分析方法の妥当性や分析能力を客観的に評価する必要があります。そこでNMIJでは、食品や農産物の農薬残留分析を行っている機関を対象とした技能試験を実施しています。
今回の技能試験でも、農薬が残留した原料を用いて、分析していただく試験試料(大豆粉末)を調製しています。そのため、農薬をスパイクして調製した試料を用いる一般的な技能試験と比べて、抽出過程を含めてより実試料分析に近い条件で分析能力を評価することができます。
また、技能試験終了後には、ご好評をいただいております“フォローアップセミナー”を開催予定です。 皆様のご参加をお待ちしております。
実施概要
参加費 | 無料 |
---|---|
分析対象 |
・試験試料(*1):大豆粉末(50 g入×1本) ・分析対象農薬:クロルピリホス、フェニトロチオン(どちらかだけの分析も可) ・2回の分析結果をご報告いただきます(*2)
*1 試験試料の調製の一部(粉砕、混合、瓶詰め)は外部機関に委託しています。NMIJは、調製した試験試料の均質性と安定性の評価試験を実施しています。 |
試験試料の分析期間 |
平成28年5月16日(試料到着日)~7月22日(結果報告の締切日) 参加申込み受付終了後(5月初旬)に、試験試料の送付についてメールでご案内いたします。 |
結果の返却 | 平成28年10月頃 |
フォローアップセミナー | 平成28年10月7日(金)に東京で開催予定 |
お問合せ先 |
計量標準総合センター 計量標準普及センター Eメール:pes-pt-ml*aist.go.jp(*を@に変更して使用してください。) |