2024年度 計量標準総合センター成果発表会 サテライトイベント
NMIJ標準物質セミナー2024

開催概要

主催
協賛
主催:物質計測標準研究部門
協賛:標準物質クラブ、pHクラブ、定量NMRクラブ
日時 2025年 1月17日(金) 9:40-12:00
場所 産業技術総合研究所 つくばセンター共用講堂 講堂(産総研 つくば中央
申込 お申込みつきましては、2024年度計量標準総合センター成果発表会のページからお申し込みください。

プログラム

講演タイトルは仮となっております
時間 講演タイトル・概要 講演者 所属・役職
9:30 受付開始
9:40-9:45 開会挨拶
9:45-10:15

臨床検査用標準物質と関連分析技術の紹介

近年の市場のグローバル化に伴い、臨床検査分野においても正確かつ比較可能な計測が国際社会から要求されるようになってきています。本発表では、これまで開発した国際単位系(SI)にトレーサブルな臨床検査用標準物質および関連分析技術の概要について紹介します。

加藤 愛 物質計測標準研究部門
バイオメディカル標準研究グループ
10:15-11:15

定量NMRがもたらした技術革新とこれから:基礎から応用まで

核磁気共鳴分光法による定量分析技術(定量NMR)の高度化は、有機化合物の標準供給に大きな変革をもたらしました。定量NMRは、迅速な標準供給だけではなく、ユーザー自身によるSIトレーサビリティの確保もできることから、急速に普及してきました。本講演では、これから定量NMRを実施する方に向けたNMRで定量できる原理や分析技術の利活用事例、すでに活用している方に向けた結果の信頼性確保に対するNMIJのアプローチや国内外の最近の動向等について紹介します。

山﨑 太一 物質計測標準研究部門
有機基準物質研究グループ
11:15-11:45

球形で粒径の均一性に優れるポリスチレンラテックス標準粒子の開発

球形で粒径の均一性に優れるポリスチレンラテックス(PSL)粒子は,精確な値づけを施すことにより標準粒子として粒子計測器の校正や試験に用いることができます。本発表では,粒径だけでなく粒子質量も認証値とする新しいPSL標準粒子(NMIJ CRM 5722-a)など標準粒子開発のこれまでとこれからについて報告します。

高畑 圭二 物質計測標準研究部門
粒子計測研究グループ
11:45-11:55

NMIJ標準物質の特徴および近年の新規開発標準物質の紹介

さまざまな面で化学物質の量を正しく求め,リスクや有効性を適切に評価することが必要不可欠になってきている近年、分析結果に対する信頼性が重要視されており、正しい値が付与された標準物質の使用が欠かせません。当センターが開発・供給している標準物質の特徴と近年の新規開発標準物質について紹介します。

北牧 祐子 計量標準普及センター
標準物質認証管理室
11:55-12:00 閉会挨拶