INTERMEASURE 2022 (第30回計量計測展)

第30回計量計測展(INTERMEASURE 2022)< HAKARUと創るサステナブルな未来 > に、計量標準総合センター(NMIJ)は、 小間番号I-25にて出展いたします。NMIJの法定計量への取り組みや計量研修センターの役割を紹介する他、6件の最先端の研究成果を発表いたします。 また、2022年3月22日に国の重要文化財に指定された日本国キログラム原器や、現在の質量の基準を担う濃縮シリコン球のレプリカを展示し、解説を行います。是非お立ち寄りください。

INTERMEASURE 2022は終了いたしました。
多くのご来場、誠にありがとうございました。

本webページでは、産総研がブースにて展示するポスターを紹介するとともに、その解説動画を期間限定にて公開いたします。

展示ポスター

  • 日常生活から先端産業までを支える計量標準総合センター(NMIJ)の計測技術

    計量標準総合センターは国家計量標準機関として、様々な物理量の標準や多くの標準物質を供給しているほか、次世代の計測技術の研究開発に取り組んでいます。

  • 法定計量 -特定計量器の検定検査制度-

    計量標準普及センター 法定計量管理室

    水道メーターやガスメーター、給油メーターなど、多くの計量器が私たちの生活と密接に関係しています。法定計量の仕組みは、公正な取引を可能にし、社会の秩序を保っています。

  • OIML証明書制度(OIML-CS)

    計量標準普及センター 法定計量管理室

    OIML証明書制度(OIML-CS)は法定計量に関する国際的な取り決めです。各国の法定計量制度で管理される技術基準を整合化することにより貿易の円滑化を促進することを目的としています。

  • 計量研修センター

    計量標準普及センター 計量研修センター

    計量器の定期検査は、計量士の資格を持つ者が行うこととされており、これにより、安心な生活が支えられています。計量研修センターは、計量士の育成を通して秩序だった社会を支えています。

  • 地球温暖化抑制に向けた次世代冷媒の熱物性評価~広範囲の温度・圧力における流体物性の精密計測技術開発~

    狩野 祐也、粥川 洋平、西橋 奏子
    工学計測標準研究部門 質量標準研究グループ

    冷凍空調機器の性能向上を可能とする、次世代冷媒の熱物性を、広範囲の温度や圧力にて評価可能な技術を独自開発しました。温室効果の小さい次世代冷媒の実用化により、地球温暖化抑制に貢献します。

  • 微小領域における精密な力およびトルク計測

    西野 敦洋、朱 俊方、濱地 望早来
    工学計測標準研究部門 力トルク標準研究グループ

    電磁力を用いて、微小領域における精密な力やトルクを計測可能な技術を開発しました。これにより、医薬品の品質管理技術の向上や、より細やかな機械制御が可能となります。

  • セシウム原子の蛍光を利用したマイクロ波の可視化技術

    木下 基、東島 侑矢
    物理計測標準研究部門 高周波標準研究グループ

    高周波回路の設計や診断の分野など、マイクロ波の空間分布計測には強いニーズがあります。NMIJでは、セシウム原子の蛍光を利用したマイクロ波の可視化技術を開発しました。

  • セシウム原子の蛍光を利用したkHz帯からMHz帯の電磁界の可視化と周波数の可変技術

    石居 正典
    物理計測標準研究部門 電磁界標準研究グループ

    セシウム原子の蛍光を利用したマイクロ波の可視化技術を応用し、kHz帯からMHz帯の電磁界の可視化を可能とする技術を開発しました。これによりさらに高度なアンテナの設計や特性測定を可能にします。

  • 利用拡大するドローンの騒音評価技術の確立に向けた取り組み

    山田 桂輔、岩田 拡也、堀内 竜三、高橋 弘宜、平野 琴
    分析計測標準研究部門 音波振動標準研究グループ
    インダストリアルCPS研究センター フィールドロボティクス研究チーム

    輸送やインフラ点検などの分野で利用が拡大しているドローンの騒音を評価可能な技術を開発しました。低騒音型ドローンの開発促進や低騒音社会の実現に貢献します。

  • 低周波微小振動測定装置の開発~高信頼性加速度センサによるインフラ老朽化診断を支援~

    野里 英明、穀山 渉、下田 智文
    分析計測標準研究部門 音波振動標準研究グループ

    高性能化が進む低ノイズ加速度センサを高精度に評価可能なレーザ干渉式低周波微小振動測定装置を開発しました。これにより、ビルや構造物などの劣化診断の高信頼化を可能にします。

  • 国の重要文化財に指定されたキログラム原器(レプリカ)と、現在のキログラムを支えるシリコン単結晶球体(レプリカ)の展示

    倉本 直樹、大田 由一
    工学計測標準研究部門 質量標準研究グループ

    産総研NMIJブース(I-25)において、国の重要文化財に指定されたキログラム原器のレプリカや、現在のキログラムを支えるシリコン単結晶球体のレプリカを展示します。15日(木)、16日(金)の午後には、現在のキログラムの定義の基準となっているプランク定数の決定に貢献した産総研研究員が、ブースにて皆様をお待ちしております。是非、お立ち寄り下さい。

<INTERMEASURE 2022出展情報>

終了いたしました。多くのご来場、誠にありがとうございました。
INTERMEASURE 2022
INTERMEASURE 2022ブース出展
会期
2022年9月14日(水)~ 9月16日(金) 10:00-17:00
場所
東京ビッグサイト 東京国際会議場 西ホール
NMIJブース:小間番号 I-25