リモートセンシング研究グループ

グループの概要

リモートセンシング研究グループでは、衛星データの利活用研究として、(1)資源・エネルギー分野 (2)防災分野 (3)環境分野 (4)地質・宇宙に関する研究と、衛星データの校正・検証技術開発を行っています。


  1. 衛星データの様々な分野における利用研究

  2. <資源・エネルギー分野>


    <防災分野>


    <環境分野>

    • 環境モニタリング研究
    • ASTERやHISUIに加え、様々な衛星データを組み合わせて、広域の土地被覆や水文・植生動態の把握に活用しています。例えば、永久凍土を含む周北極域のモニタリング研究を実施しています。

      ◼︎周北極域の水・物質循環の時空間変動

      現地観測ネットワークのためのカメラシステム整備と活用として、安価かつ拡張性の高いマイクロコンピュータ(Raspberry Pi)を利用したカメラシステムの開発と、国内植生の現地観測ネットワークへの導入および利用研究(植物季節の把握等)を進めています。


    <地質・宇宙分野>


  3. 衛星データの校正・検証技術研究

    衛星データを活用し、資源・エネルギー分野、防災分野や環境分野に対する付加価値創出に資する信頼性の高い結果を得るには、衛星データの品質が高いことが求められます。当グループでは、利用者の目線で衛星データの校正・検証技術研究を進めています。特に、衛星搭載型の光学センサで取得されるマルチバンドデータやハイパースペクトルデータといった分光データに対する校正・検証に関わる技術開発を進めています。

    <高品質なオープンフリー基盤衛星情報の提供>

    経済産業省が開発したマルチバンドセンサASTERについて、NASAと共同で運用を行い、得られた衛星データの処理、高次利用、および多面的な校正検証活動による徹底した品質管理を行っています。これらのデータを世の中に無償で提供することで、小型衛星ベンチャーや航測会社をはじめとする 国内企業が衛星・宇宙ビジネスのための高品質のレファレンスデータとして活用することができます。詳細は、「衛星プロジェクト」の説明を御覧ください。

    <ハイパースペクトルデータの校正・検証>

    経済産業省が開発した衛星搭載型ハイパースペクトルセンサーであるHISUI(Hyperspectral Imager Suite)の校正研究を行っています。具体的には、HISUIセンサーの特性や経年劣化把握を目的として、大気分子の吸収特性を使った波長精度評価、機上校正や相互校正等による輝度校正技術の開発など行い、HISUIの衛星情報の高精度化に貢献しています。

    <分光データライブラリの整備>

    鉱物・植生等の分光観測によるスペクトルライブラリ整備を進めています。