HARC Tech Mini Schoolとは?
産業技術総合研究所 人間拡張研究センター(産総研HARC)で取り組んでいる「人間拡張研究」を、地域住民のみなさまに知っていただくとともに、より豊かな生活づくり・地域づくりにどのように活用できるかを、研究者と一緒に考えてみる場です。
「人間拡張技術」は、ロボットやVR(バーチャルリアリティ)などを使って人の能力を拡張する技術のことです。今、ひそかに注目を集めている新たな研究分野です。
技術に興味がある方、産総研に興味がある方、地域づくりや課題解決に興味がある方、ぜひお気軽にご参加ください!
第3回:「五感を拡張する感覚拡張技術」
今回の第3回HARC Tech Mini Schoolのテーマは「感覚拡張」です。感覚拡張とは、視覚や聴覚等の人の感覚を拡張したり、支援したりする技術のことです。近年では、視覚や聴覚に障がいのある方を支援するための技術として、応用されることもあります。
今回のスクールは今年度最後の開催になります。今回は、産総研で開発している障がい者支援に関する先端技術や、すでに製品化されている感覚変換デバイスを、遠隔(オンライン)で紹介します。そして、感覚拡張技術がより広く使われる未来について、HARCの研究者と一緒に対話をし、学びを深めていきます。
日時・場所・参加方法等
- 主催
- 産業技術総合研究所 人間拡張研究センター
- 日時
- 2021年12月20日(月)18:00-19:30
- 場所
- オンライン (zoomを予定しています ※1)
- 対象者
- 柏の葉及びその近隣地域(柏市、我孫子市、印西市、取手市、守谷市、鎌ヶ谷市、白井市、松戸市、流山市、野田市)に居住する方、もしくは、柏の葉で勤務している20歳以上の方
- 参加費
- 無料
- 参加者
- 10名まで(定員に達し次第、締め切ります)
- 申込方法
- こちらからご登録をお願いします。
- 問い合わせ先
- kashiwanoha-advisor-sec-ml [at] aist.go.jp([at]をアットマークに変えてください)
※1…URLはお申込みいただいた方にメールで送付します。
過去に実施したイベント
当日は、オンライン開催でしたが、実際に動いているアバターロボットを様々な視点から見ていただきました。そして、アバターロボットがある未来はどんな社会かをみんなで考えていきました。研究者だけではでてこないような様々なテーマを議論することができ、とても楽しかったです!
第2回のTech Mini Schoolでは、産総研・人間拡張研究センターで開発しているレストランサービスの従業員トレーニング用VR技術などをご紹介しました。その後、VR技術がどのような活用できるかを、市民のみなさまと共に、まちや建築物の設計・デザインなどの観点から議論しました。