私たちと連携し新技術や商品を創出しませんか?

産業技術総合研究所 中部センター所長松原 一郎

産総研中部センターは、広く産業分野をカバーする産総研の中で、セラミックスや金属等の材料と製造プロセスを中心とした研究開発を推進しております。
これらの研究分野でのポテンシャルをベースとした各種機能部材の研究開発を推進し、技術の社会実装を目指した有機的な交流や連携を通して、社会課題を迅速に解決へと導くこと、また、産業競争力を強化することに貢献していきたいと考えております。
私共は、1)国の政策である「マテリアル革新力強化戦略」に示されたアクションプランの着実な実行、2)地域イノベーションの推進、3)未来モビリティへの貢献、を通してナショナル・イノベーション・エコシステムの中核としての役割を果たすことを目指します。

連携事例のご紹介

相談から利用までの流れ

お問い合わせ

依頼者が電話・メールで問い合わせ。

ヒアリング

産総研の連携オフィサー等と初回打ち合わせをさせていただきます。
企業様の技術的課題を電話やオンライン会議等でヒアリングをさせていただきます。

提案

産総研の連携オフィサー等から、相談内容に応じた産総研で可能な最適なメニュー等を提示させていただきます。産総研の研究シーズや連携制度を説明(必要があれば概算費用も見積)し、公設試の依頼分析で対応可能であれば関連サイト等も紹介させていただきます。

技術相談

産総研と連携が必要であれば、想定される研究者と技術的詳細を打ち合わせさせていただきます。(オンライン会議等)
※「技術相談」業務(基本的に1回のみ無料)。

契約締結

産総研の下記連携制度で契約締結。「技術コンサルティング契約」「共同研究契約」「受託研究契約」「試料提供契約」「秘密情報開示契約」等。

取組開始

  • 産総研からの技術的アドバイスや先端研究機器を使った共同研究、全国の産総研組織(つくばセンター等)との連携等。
  • 知財の共同出願や技術使用権等については知財専門職(パテントオフィサー等)が適切に対応。

連携オフィサーについて

連携の実現に向けて地元企業の皆様と産総研をつなげる調整役をご紹介します。

高尾 泰正 YASUMASA TAKAO

オープンイノベーションを行う場合、異分野の情報や技術の探索・深化が課題であると思われます。粒子・粉体系を中心に、研究員時代から地域企業との中長期連携を行い、最近は企業ニーズとオール産総研シーズの橋渡しに取り組んで参りました(視野を広げる意味で、技術士等の国家資格にも挑戦致しました)。探索・深化の加速化等、皆様の価値づくりの一助になることができれば幸甚に存じます。

吉村 和記 KAZUKI YOSHIMURA

産総研の技術が基になった商品が世に出ることにより、研究者は自分の研究成果が世の中の役に立つことに喜びを覚え、企業の方々には、その商品がシェアを得ることで大きな利益を得ていただくというようなケースが理想的と思っており、少しでも、そのような実用化まで持っていくためのお手伝いができればと思っています。特に、産総研中部センターは無機材料の研究所であり、産総研オリジナルの材料技術がキーになるような商品の実用化につながる連携こそが、最も目指したいものとなります。そのためにも、材料に関するお困り事がありましたら、遠慮なくお問い合わせいただければ幸いです。

共同研究・連携施設の紹介

中部産学官連携研究棟(OSL)やマテリアル・プロセス・イノベーション・プラットフォームなど、
産総研中部センターには共同研究や連携を行うための施設が充実しています。

マテリアルプロセス・イノベーション・プラットフォーム

マテリアル・プロセス・イノベーション・プラットフォームは、
最先端の製造プロセス装置や評価・分析装置群を研究センターに整備し、
マテリアル開発・実装に必要なプロセスデータの取得、技術シーズ・ニーズ・人材育成に関わる機能を総合的に提供する拠点です。
大学や民間企業様に対し、共同研究や装置利用なども行います。

私たちと一緒に技術を育てませんか?

産総研が持つ研究成果や研究ポテンシャルを活用し企業の直面する技術的な課題の解決に向けて、
最適なソリューションを提供いたします。