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粘 | 土 |
粘土は、整然とした層状構造をもった含水ケイ酸塩鉱物の結晶が主体となったもので、その化学成分は、主にケイ酸・アルミナ・水で、Fe・Mg・Ca・Na・Kなども含まれます。粘土鉱物として、陶磁器材料のカオリンやスメクタイト・バーミキュライトなどがあります。これらは、高い活性や可塑性、吸水性を持つため、様々な工業材料として用いられています。 |
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フ | ラ | イ | ア | ッ | シ | ュ |
発電所などで石炭を燃焼させたときに生じる排煙中の灰で、集塵機で回収されるシリカ・アルミナを主成分とした球状の微粒子で、大きさは1〜100μm程度です。かつては産業廃棄物でしたが、現在はコンクリートの骨材や埋め立ての土質改良材として用いられています。 |
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角 | 質 |
ケラチンというタンパク質からできている皮膚の一番表面にある死んだ細胞の層です。この角質は外からの刺激や雑菌から防壁となって真皮を保護しています。その他にも体内から水分が外に出るのを防いでくれています。 |
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ク | レ | ー | ス | ト |
産総研で開発した高機能性粘土フィルム
"クレースト"。粘土を主成分とし、柔軟・耐熱性・ガスバリア性に優れた、新しいフィルム材料です。
クレーストをコーティングしたメンテナンス性の高いアスベストフリーガスケット(写真)を実用化したほか、プラスチック材料と組み合わせて、水素ガスをほとんど通さない燃料電池自動車向けの軽量水素タンクや太陽電池の劣化を防ぐシート材料などを開発しています。 |
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側 | 鎖 |
鎖式化合物の分子構造で、最も長い炭素原子の連鎖(主鎖)から枝分かれしている部分や環式化合物の環に接合している鎖式炭化水素基を側鎖と言います。広義には、構造上の主鎖から枝分かれしている部分を指します。 |
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