2014年 産総研つくばセンター一般公開・開催報告 チャレンジコーナー&サイエンスコーナー(D会場)
チャレンジコーナー&サイエンスコーナー
はおもに小中学生向け。楽しみながら科学技術にふれられます(体験は小中学生優先)。
は、ちょっと大人向け。産総研の研究成果や最新の科学技術を、研究者自らが紹介しました。
- ▶ A会場(1-5)
- ▶ B会場(6-12)
- ▶ D会場(13-39)
- ▶ E会場(40-54)
13昆虫類の共生微生物 -驚くべき生物機能-
すぐ近くにあるのに、見のがしがちな小さな世界。昆虫に共生する微生物は、実にさまざまな機能を持ち、昆虫の生存と関わっています。ビデオ・パネル、実際の昆虫もつかいながら、その驚くべき生物機能について紹介しました。
14骨格形状に最適な整形外科用インプラント技術
急速な進化をとげる3Dプリンタなど、新しい技術が、患者にやさしい医療を推し進めています。CTデータから最適な整形インプラントを設計製作する技術も進んでいます。 また、輸入依存率を下げる効果への期待もされている骨格形状に最適な整形外科用インプラント設計・製造技術の研究開発について紹介しました。
15近赤外光でみる不思議な世界
私たちが見ている光は可視光とよばれるものですが、その可視光の2倍くらいの波長の光が近赤外線です。人間には全く見えません。特殊なカメラを使って近赤外線の不思議な世界を体験していただきました。希望者にはポートレートも!
16身の回りのpHをはかる
酸性とかアルカリ性とかって聞いたことありますか?どのくらい酸性なのか、どのくらいアルカリ性なのか、それを示す単位がpH(ピーエイチ)です。身の回りにある飲み物や食べ物などのpHを実際にはかっていただきました。
17センサで正確な位置測定 産総研エクスプレスをきちんと停車!
距離センサを使うと小さな間隔でも精密に測れます。ビデオカメラをつけた模型の電車を、モニターを見ながら運転して、どれだけ正確に停車できるか、距離センサで測ってみました。
18あなたは器用?それとも不器用?
「目で見た動きを正確にマネできるか?」という器用さをはかるゲームを用意しました。ジョイスティックを使って挑戦していただきました。この器用さは、実はクルマの運転(走る・曲がる・止まる)にも関係があるようです。
19新しい放射線治療用増感剤
放射線治療は、ガンの治療法として重要な技術です。治療につかう増感剤は、患者の負担を軽くしながら、高い効果を得るために重要な要素です。放射線との相互作用が大きい金属のナノ粒子を使った増感剤を紹介しました。
20時短デザイン:注意と記憶に必要な時間?
私たちは、どのくらいの時間をかければ、どれだけのことを理解できるのでしょうか?「どうすればわかりやすく見せられるのか」を考えましょう。効率よく情報を伝える時短デザインの最新研究を紹介しました。
21心臓を助ける人工心臓
法改正によって改善傾向にありますが、まだまだ日本ではドナーが少なく、心臓移植は難しい状況です。そこで人工心臓への注目が高まっています。高性能の遠心ポンプである「体内埋め込み型人工心臓」を紹介しました。
22錯視の世界
人間の感覚には、いろいろ不思議に感じることがありますよね。「本当は違うのに、どうしてもそう見えてしまう」そんな錯視の世界を体験していただきました。動画をつかった「動く錯視」も用意しました。
23カオスってなに?
「カオス」というのは、規則的に作られるのに予測不可能になる不思議な現象です。ロジスティック写像など有名なカオスの例を示しながら、カオスを見るための遅れ時間座標などを分かりやすく説明しました。
24はかってあそぼう
「身の回りにあるけど、ちゃんとはかったことは・・・?」この機会に、そんな計測を体験してみましょう。果物の酸っぱさってはかれるの? インクの色の分かれやすさ? いろんな「はかる」の疑問を解決できるかも?
25はかるんファンタジー 失われた単位を求めて
「もし、この世界から単位が消えてしまったら?!」自分だけの単位をつくり、自分だけのはかりをつくらなければなりません。さぁ、「はかる」を求めて工作に立ち向かおう♪ つくった「はかり」はおみやげに!
26表情を読み取る、キミの「脳力」は?
相手のちょっとした表情の変化に気づくことができますか? 微妙な表情の変化を読み取ることで、上手なコミュニケーションができることもあります。あなたの表情解読「脳力」をゲームで判断してみましょう。
27あいまい図形で脳の判断力をきたえよう!
何かむずかしい判断を求められたとき、「決めるのは素早いけれど間違いやすい人」と「決めるのは遅いけれど間違いにくい人」がいますね。「素早く正確に」判断できる脳力をきたえる「あいまい図形ゲーム」に挑戦。
28自分の脈波を見てみよう!
体の中を流れる血液は、一定の流れではなく、心臓の鼓動によって波打っています。この波が脈波であり、そのときの身体の状態で変わってきます。指先の脈波をはかってみましょう。はかった自分の脈波データを記念に。
29光をつかって型どり!
「光硬化樹脂」は、紫外線をあてると固まる材料です。金属製の型の上に液体の光硬化樹脂をたらして透明フィルムで押さえ、そこにブラックライトを3秒当てると型どり完成。できあがった反転型はプレゼント♪
30磁石スライムをつくろう!
みなさんはスライムを知っていますよね。今までに見たことのある、ただグニュグニュしたものとは一味ちがうスライムを作ってみましょう。できたスライムに磁石を近づけるとあら不思議! 作ったスライムはおみやげに。
31ハイパーミラー いなかのおばあちゃんの肩もみも?
サイエンス・スクエアでもおなじみの「ハイパーミラー」。青いバックがなくても、おうちのテレビで手軽に使えるシステムを開発しました。遠くにいる人と、まるでいっしょにいるような、そんな感覚をあじわっていただきました。
32遠くの人に乗り移ったみたい? 遠隔行動誘導システム
電話でやり方を聞きながら作業をしたり、逆に電話でやり方を教えながら作業をしてもらった時、うまく伝わらなくてもどかしい思いをしたことはないですか?このシステムをつかうと、離れていても教える人と教わる人が一体になったような感覚で作業できます。
33小型点検ロボットDIR-3 高い段差だってへっちゃら!
クローラ式の小型ロボットDIR-3。家の床下みたいな狭いところに入っていくための工夫がいっぱいです。操縦する人は、DIR-3が無線で送ってくるビデオカメラ映像をみながら動かします。どうやって段差を越えるのでしょう?
34パソコンのセキュリティ強化技術 うちのPC、こんなにやばい?
脆弱性(ネットなどを使った外からの攻撃に弱い)のあるパソコンが、遠隔操作されてしまうようすを、そして産総研のセキュリティ技術でパソコンが防御され安全になっているようすを見ていただきました。
35映像をつたえる光ネットワークのしくみ
私たちの生活に深く浸透した光ネットワーク。でも「どのようにして情報が伝えられるのかはよく知らない」という方も多いのではないでしょうか?光ネットワークで映像や音声が伝送されるようすを模型で解説しました。
36衛星写真から読み取る地表の変化
地球観測衛星ランドサットは、日本の上空を毎日通過してます。産総研では、ランドサットの画像をその日のうちにウェブに公開しています。日々変わる地表のようすを見て、衛星画像の利用法を考えてみましょう。
37電子回路を印刷でつくる?
精密な電子回路を印刷でつくる技術を紹介します。薄いプリント状の基板は、曲げたり丸めたりすることもできるので、いままで難しかった使い方や、組み込み方などができるかもしれません。
38筑波花こう岩と人の営み
筑波山と宝篋山には、5種類の筑波花こう岩が分布しています。古代から人々は筑波花こう岩を使って石造物を作り、想いを託してきました。筑波花こう岩の地質と歴史的石造物を、サンプルや写真とともに紹介しました。
39エンジンをまわしてみよう!
本物のエンジンを用意しました。クルマなどに搭載されたものではない、単体のエンジンを始動してみましょう。排気の音、振動、排出ガスのにおい・色などを体感できます。エンジンの仕組みのわかりやすく解説しました。
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産業技術総合研究所 広報部 科学・技術コミュニケーション室
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