センサインテグレーション研究グループ

名前 役職等 拠点
日下 靖之
KUSAKA Yasuyuki
研究グループ長
つくば中央5群
末森 浩司
SUEMORI Kouji
主任研究員
栗原 一徳
KURIBARA Kazunori
主任研究員
渡邉 雄一
WATANABE Yuichi
主任研究員
林 瑛瑛
LIM YingYing
主任研究員
加納 伸也
KANOU Shinya
研究グループ付

主務)エレクトロニクス・製造領域研究企画室 [企画主幹]
今後、知能がインフラ化されることで、情報取得直後に高度な意思・行動決定が可能となり、 知能機械と物理世界とのインタラクションがさらに加速されることが予想されます。 その未来社会実現に向けて、気温変化のみで駆動する自動センシングシステムによる 高取得コストデータ資源の収集技術や、個別素子特性に基づく秘匿化データ流通技術の開発を進めています。 さらにアクチュエータ等も含めた異種入出力デバイスを高度に統合するパッケージ設計・製造技術を組み合わせることで 自発的な知能処理のループを具現化する技術の構築を目指します。

微細印刷エレクトロニクス

キーワード

印刷、実装、パターニング

ハイライト

・付着力を利用した薄膜転写技術により2μmレベルの超精細パターンの印刷を実現
・変量多品種製造工法のひとつとして実装、センサ、各種電子デバイス応用
・各種金属、色材、高分子、イオン材料等の微細印刷向けインク調合技術

次世代半導体パッケージを実現する高周波技術の開発

キーワード

高周波、シミュレーション、半導体パッケージ

ハイライト

・次世代半導体の高速・高周波化可能なインターポーザ
・設計の観点から信頼性を向上するための提案
・UCIe仕様を満たす高密度配線の電気性能を評価するためのシミュレーション手法

太陽電池が機能しない暗所における、IoT機器用の電源

キーワード

気温サイクル、環境発電、暗所でのIoT

ハイライト

・一日周期の気温変化を電力に変換する発電素子
・どこでも、置いておくだけで電力が発生する
・太陽光の無い環境(森林など)でもエネルギーハーベスティングが可能に。

センサ情報の安全を実現する技術

キーワード

PUF、セキュリティ、印刷、有機回路

ハイライト

・印刷のばらつき要素を利用した導通/非道通方式の新規簡易印刷PUFを開発
・有機デバイスの特性ばらつきを利用した有機回路型フレキシブルPUF素子を開発
・低コスト製造可能なフレキシブルPUF素子開発を通じて、PUFセキュリティ技術の社会実装を加速

ロボット近接センシング

キーワード

センサ、ロボット、実装

ハイライト

・距離センサを用いた安価な全周囲距離計測システムを構築
・協働ロボットに実装し、ロボットアーム周囲の距離情報をリアルタイム監視
・人体や構造物の異常接近を検知し、フィードバック制御可能に

高速に環境変化をとらえるナノ薄膜センサ

キーワード

湿度、蒸気、水分量、健康

ハイライト

・ナノ構造を活用した蒸気検出法
・空気中の湿度や蒸気を高速にとらえる技術
・環境変化のリアルタイム検出、ヒトの健康モニタリングへと展開

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