ロボット近接センシング
研究のねらい
今後ロボット技術の発展に伴い、人と同じ空間で一緒に作業する協働ロボットの増加が見込まれています。
センサをロボットに実装することで、ロボット自体が周囲の状態を認識できるようになり、安全性や信頼性、作業効率が向上し、より導入の容易化が進むと期待されています。
主な成果
我々は近接距離センサを用いて、相対速度2 m/s以上で接近する人体を距離1.5 m時点で検知可能なリアルタイム距離計測センサシステムを構築しました。
近接距離センサをロボットアーム筐体の同一円周上に死角なく配置することで全周囲距離計測システムをロボットに実装し、 アーム周囲の距離情報をロボット自体に把握させることで、異常接近に対して衝突前にフィードバック制御が可能になりました。
※この成果は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成事業の結果得られたものです。
近接距離センサをロボットアーム筐体の同一円周上に死角なく配置することで全周囲距離計測システムをロボットに実装し、 アーム周囲の距離情報をロボット自体に把握させることで、異常接近に対して衝突前にフィードバック制御が可能になりました。
※この成果は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成事業の結果得られたものです。
用途・展開先
ロボット制御、距離計測