ミッション「Zero-emission Societyに向けて」
執行役員・領域長
小原春彦
世界的な脱炭素の流れの中で、我が国も2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロとする「2050年カーボンニュートラル」を2020年10月に宣言しました。経済活動を犠牲にせずに温室効果ガスを大幅削減して、パリ協定の1.5℃目標を実現するためには非連続なイノベーションが必要不可欠です。このような社会課題の解決に資するため、エネルギー・環境領域では、再生可能エネルギーの大量導入、省エネルギー技術の促進、高効率なエネルギー貯蔵、資源の有効利用、環境リスクの評価・低減などの技術開発に取り組み、ゼロエミッション社会の実現を目指します。
「研究領域」は産業競争力の強化に向けた研究開発や長期的・挑戦的な研究開発といった研究フェーズに応じて予算や人材のリソース配分等のマネジメントを行う組織であり、研究開発業務は領域の下に配置された研究ユニット(研究部門および研究センター)により実施されます。
研究戦略
エネルギー、環境、資源の問題解決に挑戦する下記のような技術開発を行います。
- クリーンエネルギー、蓄エネルギー、省エネルギーに貢献する技術の研究開発
- グリーン・イノベーションを⽀える新材料・新プロセスの創出
- 持続可能な社会の実現に向けた資源・環境の評価および環境リスク低減技術
新規材料創製、高性能デバイス開発、システム化研究、評価手法開発等に資する各要素技術を長期的な視点で取り組むことにより、きわめて高いハードルであるゼロエミッション社会に必達するための革新的な技術シーズの開発を実施します。
組織構成/領域メンバー
組織構成
エネルギー・環境領域 |
〇 エネルギー・環境領域 研究企画室
〇 連携推進室
〇 ゼロエミッション研究企画室
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