精密電気計測コンソーシアム


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国立研究開発法人産業技術総合研究所

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 国立研究開発法人産業技術総合研究所 計量標準総合センター(NMIJ) 物理計測標準研究部門 精密電気計測コンソーシアムは、精密電気計測に関する技術交流を通して、 関連産業の発展に資するとともに研究成果を広く社会に普及することを目的とした活動を行っています。

最終更新日:2023年(令和5年)12月18日

お知らせ

 次回第20回会合は、2024年春夏頃に産総研にて開催予定です。 直流電圧の巡回比較の途中経過を共有予定です。 詳細決まり次第会合のページにてお知らせいたします。

また、第21回会合は2024年度冬期に開催し、直流電圧の巡回比較結果の公表会を実施する予定です。
 2023年12月14日(木)に第19回会合を、横河電機株式会社殿(山梨県甲府市)にて開催致しました。 直流電圧の巡回比較の概要に関して産総研丸山グループ長よりご案内差し上げ、メジャーメンツ・インターナショナル・ジャパン株式会社 佐藤技術部長より、カナダMI社の電圧測定能力向上の取組についてご紹介いただきました。 また、パワーアナライザ WT5000などの開発に携わってこられた横河電機株式会社 橘様より、電力標準の不確かさ評価などに関して話題を提供いただきました。 横河電機様、横河マニュファクチャリング様による見学会も企画下さり、横河様の電気標準設備や、業務効率化・DX・カーボンニュートラルへの取組内容をご紹介いただきました。 横河電機および横河マニュファクチャリングの皆様の御尽力に感謝申し上げます。 31名の皆様の御出席、ありがとうございました。
会合の様子 見学会の様子


 2023年6月29日(木)に第18回会合を開催しました。 今回は産総研つくばでの対面開催とTeamsとのハイブリッド開催でした。 長野県工業技術総合センターの柄澤様や、村田製作所の君塚様に100 μΩの精密測定技術に関する話題提供を頂きました。
会合の様子 会合の様子
 また時間標準研究グループの安田グループ長より、2035年までにうるう秒が廃止されることや、秒の再定義案に関して御講演いただいた他、標準供給保証室 堂前室長より、デジタル校正証明書の発行状況に関して御講演いただきました。
 対面会場ではいつもより活発な議論を交わすことができました。 39名(現地21名、オンライン18名)の皆様のご出席に感謝申し上げます。

 2023年3月27日(月)に第17回会合を、Microsoft Teams上で開催致しました。 産総研丸山グループ長より産総研直流電圧の巡回測定に向けた準備状況に関して報告差し上げ、産総研松丸研究員より量子メトロロジートライアングル実験の進捗報告をお送りしました。 42名の皆様の御出席に感謝申し上げます。

 2022年5月27日(金)に第16回会合を、Microsoft Teams上で開催致しました。 産総研金子首席研究員より精密測定に適したケーブルやコネクタに関する話題提供をし、アズビル株式会社 新沢陽介様にジョセフソン電圧標準システムの導入進捗のご報告を頂きました。 41名の皆様の御出席に感謝申し上げます。

 2022年(令和4年)2月8日(火)に、第15回会合を、Microsoft Teams上で開催致しました。 第1回低抵抗巡回比較(テスト測定)にご参加いただいた各社から測定システムの紹介をしていただき、巡回比較の結果を共有しました。 皆様の測定手法や不確かさの見積もりに関して情報を共有する良い機会となりましたし、皆様の測定結果も素晴らしいものでした。 41名の皆様の御出席、誠にありがとうございました。

 第1回低抵抗巡回比較(テスト測定)を2021年6月より実施し、2021年11月に無事終了いたしました。 6社の皆様のご参加、誠にありがとうございました。

 2021年(令和3年)10月21日(木)に、第14回会合をMicrosoft Teams上で開催致しました。
mi 8000B/8001B バイナリ分圧器に関して、産総研大江より動作原理や自己校正の方法に関してご説明差し上げ、村田製作所 阿部隆行様、およびエーディーシー 鈴木朝大様に評価結果等を御発表頂きました。 39名の皆様の御出席、誠にありがとうございました。

 2021年(令和3年)3月5日(金)に、第13回会合をMicrosoft Teams上で開催致しました。
 キーサイト・テクノロジー・インターナショナル合同会社の山崎 陽生様より、DCCブリッジレンジエクステンダーの性能評価に関してアズビル株式会社 新沢 陽介様らによるデータも交えつつご説明いただきました。 量子電気標準グループの丸山 道隆グループ長がデスクトップジョセフソン電圧標準システムに関してご紹介下さり、アズビル株式会社 山口 徹様が当該装置の導入事例をご紹介下さいました。 お忙しい中、44名の皆様の御参加、誠にありがとうございました。

 2020年(令和2年)7月21日(火)に、第12回会合をMicrosoft Teams上で開催致しました。
 産総研大江より米国NISTでの在外研究の報告を差し上げ、産総研 物理計測標準研究部門 応用電気標準研究グループ 坂本憲彦グループ長によりグループの活動紹介およびフランスの国際度量衡局(BIPM)での在外研究内容をご紹介いただきました。  お忙しい中、40名の皆様の御参加、誠にありがとうございました。

 去る2019年(令和元年、平成31年12月16日(月)に、第11回会合オリックスレンテック株式会社 東京技術センター様にて開催致しました。
 村田製作所 生産本部 蛻 みのり様に直流高抵抗ブリッジの精密評価及び測定範囲拡張に関して興味深い技術的な話題をご提供いただきました。
 次に産総研 物理計測標準研究部門 電磁気計測研究グループ グループ長の堀部 雅弘様に、5G/6G時代に求められる計測技術に関してご紹介いただきました。
 またオリックス・レンテック株式会社の岩田 猛様に会社概要をご紹介いただき、校正設備・施設を見学させていただきました。
会合の様子
 皆様の積極的な御参加及びオリックス・レンテック株式会社の皆様のご尽力に感謝いたします。

 去る2019年(令和元年、平成31年6月14日(金)に、第10回会合産業技術総合研究所 つくば中央第3事業所にて開催致しました。
会合の様子
長野県工業技術センター 染谷 貴史 様により株式会社サンジェムと共同開発された高抵抗精密測定システムの詳細に関してご紹介いただきました。
会合の様子
また株式会社村田製作所 柴崎 洋 様により技能試験代替手法の効率的な活用方法に関して御講演いただきました。
その後産総研の電気標準等に関する見学会を行いました。
皆様の積極的な御参加に感謝いたします。




2019年5月20日のWorld Metrology Day (国際計量記念日)より、改訂された国際単位系が世界で一斉に用いられ始めました。 これまでは量子ホール効果を用いた抵抗標準は、再現性は非常に優れているものの国際単位系との結び付きを考慮する際には0.1 ppmの不確かさを加算する必要がありましたし、 科学の発展に伴いCODATAの値が更新されても1990年の協定値を使用せざるを得ませんでしたが、 本改訂により厳密に定義された基礎物理定数のみで書き下されるようになり、国際単位系の中心的な存在となりました。 詳細は国際度量衡局BIPMのWebなどをご覧ください。





 去る2019年(平成31年)1月11日(金)に、第9回会合日本品質保証機構(JQA) 計量計測センター様(八王子市南大沢)にて開催いたしました。
会合の様子
製品評価技術基盤機構(NITE) 近藤圭太郎様によりJCSS25年の変遷に関して興味深い御講演をいただきました。
会合の様子
また村田製作所の君塚郁哉様より高抵抗の精密測定ブリッジの構築および不確かさ評価に関して御講演いただきました。
日本品質保証機構(JQA) の浅野浩太様によるJQAの御紹介の後に、多くの量目に関して校正室の見学をさせていただきました。 皆様の積極的な御参加に感謝いたします。
また、JQAの多くの皆様の御協力ご尽力に心より感謝いたします。


 去る2018年(平成30年)7月26日(木)第8回会合産業技術総合研究所 つくば中央第3事業所にて開催致しました。 高抵抗巡回比較(テスト測定)に参加いただいた各社からの測定方法の紹介と結果の比較会、および 山田達司主任研究員による高調波標準の紹介を行いました。
皆様の積極的な御参加に感謝いたします。


 2018年2月1日より開催しておりました、高抵抗巡回比較(テスト測定)(NMIJ-PEMC-2017HiRestest)が2018年6月に無事終了しました。 こちらは測定能力の確認を目的としています。本比較により、参加各社が国内最高水準の高い校正能力を有することが実証されました。


 去る2018年(平成30年)2月22日(木), 23日(金)に、第7回会合長野県工業技術センター様にて開催いたしました。 無事終了した高抵抗巡回比較(技能試験の代替手法)に関して参加各社より測定方法に関して御発表いただくと共に、比較結果に関する報告を行いました。
 37名の皆様の積極的な御参加に感謝いたします。

会合の様子


 2017年10月上旬頃より開催しておりました、高抵抗巡回比較(技能試験の代替手法)(識別番号:NMIJ-PEMC-2017HiRes)が2017年12月に無事終了しました。 参加したすべての事業者が校正事業者としてふさわしい校正能力を備えていることが実証されました。 技能試験の代替手法では、認定審査に利用可能な形での測定能力の実証が可能となります。
 これにより、本コンソーシアムの当初の設立目的の一つが達成されました!


 去る2017年(平成29年)7月10日(月)に、産業技術総合研究所 つくば中央第3事業所にて第6回会合を開催しました。 今年度開始する高抵抗巡回比較及(技能試験の代替手法、テスト測定)に関する最終打ち合わせを行うと共に、Hamon抵抗器の基礎について情報共有しました。
 米国の標準研究所NISTのDean Jarrett様より、超高抵抗のHamon抵抗器開発に関して御講演いただきました。
40名以上の皆様の積極的な御参加に感謝いたします。

会合の様子


 去る2017年(平成29年)5月19日(金)に、キーサイト・テクノロジー・インターナショナル合同会社 本社・八王子事業所にて第5回会合を開催しました。 今年度実施する高抵抗巡回比較及び技能試験の代替手法に関する協議を行いました。
 産業技術総合研究所 物理計測標準研究部門 応用電気標準研究グループ長 藤木弘之様よりAC/DC変換標準の基礎に関して、また同部門 量子電気標準研究グループ 主任研究員 丸山道隆様より、電圧標準用自動ポテンショメータの評価結果に関して御発表頂きました。
 キーサイト社の佐能勝様より、人為的なミスの影響を除き高品位な標準の維持管理を可能にする校正データベースの開発に関して御講演いただきました。
 また、キーサイト様の御厚意により立派な校正室およびサービスセンターの見学会も開催されました。 会合会場及び交流会会場のご提供誠にありがとうございました。 36名の皆様の積極的な御参加に感謝いたします。

会合の様子


 去る2017年(平成29年)1月16日(月)に、アズビル株式会社 藤沢テクノセンターにて第4回会合を開催しました。 今後の高抵抗巡回比較や本コンソーシアムの来年度以降の活動に関する議決を行いました。
 日本電気計器検定所(JEMIC)の阿部隆行様より、新しい高抵抗測定システムに関するご講演をしていただきました。 平成28年8月5日より1 GΩ、10 GΩ、100 GΩの不確かさが大きく低減されました。
 アズビル社の吉松様より、膨大な台数の計測器を適正に管理する素晴らしいシステムに関して御講演いただきました。
また、アズビル様の御厚意により立派な校正室およびテクノセンターの見学会も開催されました。 会場もご提供下さり誠にありがとうございました。 35名の皆様の積極的な御参加に感謝いたします。

会合の様子


去る2016年(平成28年)7月29日(金)に、株式会社村田製作所 横浜事業所にて第3回会合を開催しました。
直流高抵抗の巡回比較の結果について参加企業間で討論会を行いました。 その後、キーサイト社の山崎陽生様より、2018年のSI再定義の影響に関して御講演いただきました。
また、村田製作所様の御厚意により立派な校正室の見学会も開催されました。 会場もご提供下さり誠にありがとうございました。 皆様の積極的な御参加に感謝いたします。

会合の様子


去る2016年(平成28年)6月1日(水)に、産業技術総合研究所つくば中央にて第2回会合を開催しました。 米国の標準研究所NISTのDean Jarrett氏に高抵抗の精密測定に関する興味深い研究内容を御講演いただきました。
皆様の積極的な御参加誠にありがとうございました。

会合の様子


去る2016年(平成28年)3月9日(水)に、日本電気計器検定所(JEMIC)東京本社にてキックオフミーティングを行いました。
会合および技術交流会共に約40名の皆様がご出席下さいました。
皆様お忙しい中ご出席くださりありがとうございました。

会合の様子


コンソーシアムの活動概要
  1. 研究会開催等による技術情報提供及び意見交換
  2. 電気計測技術の最新動向に関する知見の話題提供を通した情報交換を促進する研究会を開催します。

  3. 巡回比較を通した測定技術の確認
  4. 標準器を巡回比較測定することで測定能力の確認・向上を図ります。

連絡先
国立研究開発法人産業技術総合研究所
計量標準総合センター 物理計測標準研究部門
〒305-8563 茨城県つくば市梅園1-1-1 中央第三
TEL:029-861-5136
金子 晋久(物理計測標準研究部門 首席研究員)