校正サービス一覧

振動ピックアップ:電荷感度(高周波振動加速度)

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校正対象物理量 電荷感度(加速度)
校正器物 振動ピックアップ
校正範囲 振動数 20 Hz ~ 10 kHz
拡張不確かさ 20 Hz ~ 4 kHz: 0.4 %
5 kHz ~ 10 kHz: 0.5 %
校正装置 高周波レーザ干渉式振動測定装置
校正方法 ISO 16063-11 「Methods for the calibration of Vibration and shock transducers-Part 11:Primary vibration calibration by laser interferometry」による正弦波近似法
供給形態 jcss校正

 

2021年12月16日分野:vibration

振動加速度計:電圧感度(衝撃加速度)

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校正対象物理量 電圧感度(加速度)
校正器物 振動加速度計
校正範囲 ピーク加速度 50 m/s2 以上 10000 m/s2以下
拡張不確かさ 0.6 %
校正装置 レーザ干渉式衝撃校正装置
校正方法 ISO 16063-13 「Methods for the calibration of Vibration and shock transducers-Part 13:Primary shock calibration using laser interferometry」によるピーク加速度計測
供給形態 依頼試験(一般)

 

2021年12月16日分野:vibration

振動加速度計:電圧感度(低周波振動加速度)

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校正対象物理量 電圧感度(加速度)
校正器物 振動加速度計
校正範囲 振動数 0.1 Hz ~ 200 Hz
拡張不確かさ 0.2 %
校正装置 低周波レーザ干渉式振動測定装置
校正方法 ISO 16063-11 「Methods for the calibration of Vibration and shock transducers-Part 11:Primary vibration calibration by laser interferometry」による正弦波近似法
供給形態 jcss校正

 

2021年12月16日分野:vibration

振動加速度計:電圧感度(高周波振動加速度)

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校正対象物理量 電圧感度(加速度)
校正器物 振動加速度計
校正範囲 振動数 20 Hz ~ 10 kHz
拡張不確かさ 20 Hz ~ 80 Hz: 0.3 %
100 Hz ~ 4 kHz: 0.4 %
5 kHz ~ 10 kHz: 0.5 %
校正装置 高周波レーザ干渉式振動測定装置
校正方法 ISO 16063-11 「Methods for the calibration of Vibration and shock transducers-Part 11:Primary vibration calibration by laser interferometry」による正弦波近似法
供給形態 jcss校正

 

2021年12月16日分野:vibration

基準音源:音響パワーレベル

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音響パワーは音源から放射される音の総エネルギー量を表し,OA機器をはじめ様々な機器の騒音評価に用いられています. 対象機器の音響パワーを高精度かつ容易に測定するには,音響パワーが既知の基準音源との比較測定を行うことが一般的であり, 機器の音響パワー測定の信頼性確保には、基準音源の校正が不可欠です. 当研究グループでは,50 Hzから20 kHzにおける基準音源の音響パワーの校正を行っています.

 

校正の種類  音響パワーレベル
校正器物 基準音源
校正範囲 50 Hz ~ 20 kHz (1/3オクターブバンド)
最高測定能力
(k=2)
1.1 db:50 Hz
1.0 dB:63 Hz
0.9 dB:80 Hz
0.8 dB : 100 Hz
0.6 dB : 125 Hz
0.5 dB : 160 Hz, 200 Hz
0.4 dB : 250 Hz ≤ f ≤ 2.5 kHz
0.5 dB : 3.15 kHz ≤ f ≤ 5.0 kHz
0.6 dB : 6.3 kHz, 8.0 kHz
0.9 dB : 10 kHz ≤ f ≤ 16 kHz
1.0 dB:20 kHz
校正方法 ISO 6926に準拠する音圧法

 

2021年12月16日分野:acoust

基準器検査:基準静電型マイクロホン

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取引証明に用いる騒音計は定期的な検定が必要です. 騒音計の検定は (財)日本品質保証機構 (JQA:Japan Quality Assurance Organization)が行っています. 産業技術総合研究所では,このために使用される騒音基準器(標準マイクロホン) の検査を行っています(基準器検査).

 

試験の種類  音圧レベル[基準器検査]
試験器物 基準静電型マイクロホン
試験範囲 20 Hz ~ 12.5 kHz
公差 0.3 dB
校正方法 IEC 61094-2に準拠する相互校正及び比較校正

 

2021年12月16日分野:acoust

標準マイクロホン(低周波域):音圧感度

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近年,人間には音として聞こえない,20 Hz以下の周波数帯域(超低周波音)による不快感に関連する苦情が増加しています. 当研究グループでは,この周波数帯に対応するため1 Hzから20 Hzの周波数帯域を対象としたマイクロホン音圧感度校正依頼試験を2011年度に開始しました. 一般に可聴域で用いられる「カプラ校正法」の場合,低周波帯域では,SN比が低下して精度の良い測定が困難です.そこで, 代替法としてレーザピストンホンと呼ばれる装置を用いて測定します.これは,加振器に取り付けたピストンを振動させることで, カプラ内に大きな音圧を発生させることができる装置です.マイケルソン干渉計で測定したピストン振動の振幅を, 音圧レベルに換算できます.この結果と,マイクロホンの出力電圧の測定値の比から,音圧感度レベルを校正することができます.

 

校正の種類  音圧感度
校正器物 標準マイクロホン
校正範囲 I型マイクロホン:1 Hz~20 Hz
最高測定能力
(k = 2)
0.2 dB : 1 Hz ≤ f ≤ 2 Hz
0.1 dB : 2 Hz < f ≤ 20 Hz
校正方法 レーザピストンホンによる音圧絶対校正

 

2021年12月16日分野:acoust

計測用マイクロホン(高周波域):自由音場感度

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近年,人の耳では聞こえない周波数20 kHz以上の音波,いわゆる「空中超音波」を副次的に発生する機器が広く使われています. 一方,オーディオの高品質化を目的として,信号を広帯域化するなど,「空中超音波」が積極的に利用されている分野もあります. 空中超音波を精密に計測するためには,空中超音波領域に対応したマイクロホンの自由音場感度校正が必要です. 当研究グループでは,このようなニーズに対応するため,20 kHzから100 kHzにおける計測用マイクロホンの自由音場感度校正を開始しています.

 

校正の種類  音場感度
校正器物 計測用マイクロホン
校正範囲 WS3形マイクロホン: 20 kHz~100 kHz
最高測定能力
(k = 2)
1.0 dB
校正方法 IEC 61094-3に準拠する相互校正及び比較校正

 

2021年12月16日分野:acoust

計測用マイクロホン:自由音場感度

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サウンドレベルメータなどの音響計測機器で必要とされるのは, 自由音場感度と呼ばれるマイクロホン感度です.標準マイクロホンでは, 自由音場感度と前出の音圧感度との差(自由音場補正量と言います)は マイクロホンの形式ごとにIECで規格化されています. 計測用マイクロホンの自由音場感度は,音圧感度に自由音場補正量 を加えて得られた標準マイクロホンの自由音場感度との比較によって校正されます.

校正の種類  音場感度
校正器物 計測用マイクロホン
校正範囲 I形マイクロホン: 20 Hz~12.5 kHz
II形マイクロホン: 20 Hz~20 kHz
最高測定能力
(k = 2)
I形マイクロホン
0.2 dB : 20 Hz ≤f ≤ 6.3 kHz
0.3 dB : 6.3 kHz <f ≤ 8 kHz
0.4 dB : 8 kHz <f ≤ 12.5 kHz

II形マイクロホン
0.2 dB : 20 Hz ≤f ≤ 6.3 kHz
0.3 dB : 6.3 kHz <f ≤ 8 kHz
0.4 dB : 8 kHz <f ≤ 20 kHz
校正方法 無響室内における比較校正

 

2021年12月16日分野:acoust

標準マイクロホン音圧感度

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音響標準の基本は,特定標準器(標準コンデンサマイクロホン音圧相互校正装置)を用いた, 標準マイクロホンの音圧感度校正です.日本国内向けの標準供給は,JCSSトレーサビリティ制度と, 騒音基準器検査の2種類の方法で行われています.当研究グループでは「標準コンデンサマイクロホン音圧相互校正装置」 と呼ばれる高精度な校正装置を設計・製作し, 0.04~0.17 dBの拡張不確かさで,標準マイクロホンの音圧感度を校正しています.

校正の種類 音圧感度
校正器物 標準マイクロホン
校正範囲 I形マイクロホン: 20 Hz~12.5 kHz
II形マイクロホン: 20 Hz~20 kHz
最高測定能力
(k=2)
I形マイクロホン
0.04 dB : 20 Hz ≤f ≤ 4 kHz
0.05 dB : 4 kHz <f ≤ 8 kHz
0.15 dB : 8 kHz <f ≤ 10 kHz
0.17 dB : 10 kHz <f ≤ 12.5 kHz

II形マイクロホン
0.07 dB : 20 Hz ≤f < 25 Hz
0.06 dB : 25 Hz ≤f < 31.5 Hz
0.05 dB : 31.5 Hz ≤f < 40 Hz
0.04 dB : 40 Hz ≤f ≤ 12.5 kHz
0.05 dB : 12.5 Hz <f ≤ 16 kHz
0.12 dB : 16 kHz <f ≤ 20 kHz
校正方法 校正方法 IEC 61094-2に準拠する相互校正及び比較校正

 

2021年12月16日分野:acoust