グループ紹介

食品や環境中の有害成分などの分析のためには、ほとんどの場合で標準物質による計測機器の校正(目盛付け)が必要です。当グループでは、校正用の有機標準物質(高純度物質ないし標準液)について、純度あるいは濃度を精確に付与するために必要な国際単位系(SI)にトレーサブルな分析技術(凝固点降下法、定量NMR法、滴定法など)の研究開発を行っています。研究成果は認証標準物質(CRM)や校正サービスなどとして産業界等に提供していますが、膨大な種類の有機化合物に対する充足率はいまだに低いため、信頼できる標準物質を迅速かつ低コストで供給できる開発・供給システムの確立を目指しています。

共同研究・受託研究・技術コンサルティング

当グループのコア技術である一次標準測定法(凝固点降下法や滴定法など)や一対多型校正法(定量NMR法や反応ガスクロマトグラフ法など)を活用し、有機化学物質の純度や濃度をSIトレーサブルに評価することが可能です。分析機器の校正に用いている有機化学物質を信頼性高く評価したい場合には、産業技術総合研究所の受託研究や技術コンサルティングの制度を活用してお受けすることができます。ご興味がある方は、是非、ご連絡ください。

更新履歴

2024.03.18. 研究業績を更新しました
2023.08.16. 研究業績を更新しました
2023.04.03. メンバーを更新しました
2023.03.13. 研究業績を更新しました
2023.01.23. 研究業績を更新しました
2022.11.01. 化学分析に関する不確かさの解説(ようこそ、化学標準物質の不確かさへのいざない)をメンテナンスした上で、当グループで管理することになりました。
2022.07.22. 認証標準物質にフタル酸水素カリウムを追加しました
2022.07.04. 研究業績を更新しました
2022.04.25. 新しいメンバーを追加しました
2021.11.18. 研究業績を更新しました
2021.11.04. 英語版ホームページを公開しました
2021.08.24. 研究業績を更新しました
2021.06.28. 研究業績を更新しました
2021.04.05. 新しいメンバーを追加しました
ライブラリに資料を追加しました
2021.02.15. 認証標準物質に下痢性貝毒分析用標準物質(標準液)を追加しました
2021.02.08. 研究業績を追加しました
2021.02.01. ホームページをリニューアルしました