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第6報 緊急調査報告

地震断層を確認 (調査担当:丸山・伏島)

 前回の調査(第5報)以降も,余震域とその周辺で,地表の変形を確認する調査を継続した結果,旧広神村小平尾地区の南で,地表に地震断層を確認しました.地震断層は,水田を横切って400m程度連続し,西側が約15cm高くなっています.また,畦道にわずかな左横ずれも見られます.この地震断層は,これまでの調査(第1報第2報第3報)によって見出された小平尾地区の変状の南方延長にあたり,全体の長さは1km以上となる事が明らかとなりました(写真).今後も調査を継続し,詳細を明らかにしていく予定です.