ご挨拶

東京湾岸ゼロエミッションイノベーション協議会
会長
柏木 孝夫(東京工業大学 特命教授・名誉教授)

kashiwagi

2019年のG20大阪サミットで開かれた20カ国・地域(G20)首脳会合では、環境と成長の好循環の実現をテーマに議論が進みました。そのキーワードとなった、イノベーションの創出、ビジネス環境の整備、民間資金の活用を踏まえ、各国が政策を打ち出しております。

こうした中、我が国では、1月に「革新的環境イノベーション戦略」が策定され、東京湾岸エリアをいわば世界初のゼロエミッション版シリコンバレーに進化させる「東京湾岸イノベーションエリア」構想が提言されました。

この構想に基づいて設立した「東京湾岸ゼロエミッションイノベーション協議会」は、東京湾岸に集積する企業、大学、研究機関、行政機関が連携し、エネルギー・環境関連の研究開発・実証、ビジネス等を次々と企画・実施し、世界中に情報発信をしていこうというものであり、2050年までに80%の温室効果ガスの排出削減の実現というパリ協定の目標達成にも大いに貢献し得るものと強く期待しております。

皆様と力を合わせて、東京湾岸エリアを、ゼロエミッション活動の世界的な拠点にしていきたいと思います。


産業技術総合研究所
ゼロエミッション国際共同研究センター長
吉野 彰(旭化成株式会社 名誉フェロー)

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地球環境問題の解決のためには、経済性、利便性、環境性を並び立たせることが必要です。この、一見不可能と思われる命題の解決を可能とするものがイノベーションです。

政府の「革新的環境イノベーション戦略」は、安倍総理も発信されている「ビヨンド・ゼロ」、すなわち「ゼロエミッション」を超えるという高い目標を掲げております。「ゼロエミッション」の実現のためには、産業技術総合研究所を始めとする研究機関、大学、企業が一体となり、研究開発の成果を実証、更には社会実装に結び付けていくことが必要です。

このため、「東京湾岸ゼロエミッションイノベーション協議会」を設立し、産業技術総合研究所のゼロエミッション国際共同研究センターが事務局を務めることとなりました。

本協議会の会長にご就任いただいた、柏木孝夫 東京工業大学特命教授・名誉教授を中心に、会員の皆様の総力を結集し、人類共通の課題である地球環境問題の解決に貢献していきたいと思います。