水素材料グループ
安全で経済的な水素社会へ移行するためには、水素サプライチェーンの各種要素技術のさらなる高性能化、高効率化、低コスト化が不可欠です。当グループでは、その中でも再生可能エネルギー由来の水素を高圧ガス保安法等の制約を受けずに、高密度に貯蔵できる水素吸蔵合金の開発および高性能化(高容量化・高耐久化)を進めています。また、水素と水素吸蔵合金の反応の特徴を利用して、熱化学式水素昇圧、水素精製等の水素貯蔵以外の付加的機能への応用にも取り組んでいます。水素雰囲気中での材料評価技術を活用し、水素吸蔵に伴う合金の構造変化をとらえるなどの基礎的研究から、材料特性の向上を目指しています。
キーワード: 水素貯蔵、水素昇圧、燃料電池自動車、水素ステーション
To promote reliable and economical Hydrogen Society, we are developing highly durable high-capacity metal hydrides for hydrogen storage systems. In addition, based on the characteristics of metal hydrides, deeply understood through our fundamental studies using in-situ testing apparatuses, we are working on supplementary functionalities such as thermochemical hydrogen compressors and hydrogen purification.
Keywords : Hydrogen storage, hydrogen compression, FCV, H2 refueling station
更新履歴
- 2022/3/25
- ホームページを開設しました。
グループメンバー
Hydrogen Industrial Use and Storage Group氏名右隣の は ResearcherIDに、 は ORCID に リンクしています
名前 | 役職 |
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榊 浩司(Kouji SAKAKI) | グループ長 |
浅野 耕太(Kohta ASANO) | 主任研究員 |
Kim Hyunjeong(Hyunjeong KIM) | 主任研究員 |
Charbonnier Véronique(Véronique CHARBONNIER) | 研究員 |
新里 恵多(Keita SHINZATO) | 研究員 |
連絡先
国立研究開発法人 産業技術総合研究所 エネルギープロセス研究部門水素エネルギーグループ
〒305-8569 茨城県つくば市小野川16-1 つくば西
電話:029-861-3244
Eメール:hius-info-ml*aist.go.jp(*を@に変更して送信下さい。)