産業技術総合研究所(産総研) 環境・エネルギー領域 エネルギープロセス部門

エネルギー技術シンポジウム2023

特集:カーボンニュートラル実現に向けた技術開発動向と展望

日本は、2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロとするカーボンニュートラルを目指すことを宣言しました。この高い目標の実現に向けて、再生可能エネルギーや水素エネルギーなど二酸化炭素の排出削減に関わる技術開発に加え、二酸化炭素を回収し再利用する技術開発など、これまで以上に野心的なイノベーションが求められています。
本シンポジウムでは、カーボンニュートラルに関わる技術課題の開発動向および展望について、とくに燃料製造・利用技術を中心に、有識者をお招きして講演いただくとともに、産総研における関連技術への取り組みについて紹介します。

開催概要

日   時 2023年11月21日(火) 13:00~16:50 (予定)
 >>プログラム(PDF)
  
会   場 東京国際交流館 プラザ平成 国際交流会議場
(講演のみ同時配信:オンライン聴講可能)
参 加 要 項 事前登録制(参加費 無料)
登録締切:11/7(火)
※定員に達した時点で締め切らせていただく場合があります。

参加登録は締め切らせていただきました。

プログラム

開会挨拶
13:00-13:10 「エネルギー・環境領域の取り組みについて」
上級執行役員、エネルギー・環境領域長 小原 春彦
来賓挨拶
13:10-13:20
国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構 グリーンイノベーション基金事業統括室 室長 廣瀬 大也
基調講演(35分)
13:20-13:55 「カーボンニュートラル技術の動向と産総研の取り組み」
研究戦略企画部 次長(CN担当プロジェクトマネージャー) 古谷 博秀
産総研研究紹介(30分)
13:55-14:10 「二元機能触媒を用いた低濃度CO2からの燃料・化学原料直接製造プロセスの開発」
エネルギープロセス研究部門 エネルギー変換プロセスグループ 高坂 文彦
14:10-14:25 「燃焼特性に与える含酸素炭化水素の混合効果」
省エネルギー研究部門 エンジン燃焼排気制御グループ 鈴木 俊介
ポスターセッション(60分)
14:25-15:25  会場:ポスターセッション(下記ポスターセッション発表題目一覧参照)/オンライン:休憩
基調講演(35分)
15:25-16:00 「海外における合成燃料製造プロジェクト動向」
一般財団法人 石油エネルギー技術センター 調査国際部 主任研究員 田中 祐二
産総研研究紹介(45分)
16:00-16:15 「固体酸化物形電解セルを用いた合成燃料製造技術」
省エネルギー研究部門 熱流体システムグループ 田中 洋平
16:15-16:30 「CO2からの合成燃料製造用触媒の開発」
エネルギープロセス研究部門 エネルギー触媒技術グループ 望月 剛久
16:30-16:45 「固体酸化物形電解セルの高性能化技術開発」
エネルギープロセス研究部門 エネルギー変換材料グループ 山口 十志明
閉会挨拶
16:45-16:50 閉会挨拶
エネルギープロセス研究部門長 松岡 浩一

ポスターセッション 発表題目一覧

エネルギープロセス研究部門
  • カーボンニュートラルに向けたメタンハイドレート資源開発
  • 表層型メタンハイドレート生産回収技術に係る研究開発
  • 高温電解セルの高性能化技術開発
  • グリセロール電解用電極触媒の開発
  • 二元機能触媒を用いたCO2回収・メタン合成プロセスに関するシミュレーション
  • バイオエタノールからの芳香族化合物合成触媒プロセスの開発
  • バイオマス前処理による熱分解低温化と成分分離への展開
  • 高圧水素精製に向けた不純物ガス耐性を有する水素吸蔵合金の開発
  • Development of alloys for metal-hydride compressors to reduce energy consumption of hydrogen refuelling stations
省エネルギー研究部門
  • Perovskite solar cells and mini-modules fabricated using scalable solution processes
  • 希少金属不使用の非晶質透明導電膜の開発とSi太陽電池への展開
  • PPT 及びPL 法によるCZTS 太陽電池の結晶欠陥およびポテンシャル揺らぎ評価
  • 新しいワイドギャップ硫化物半導体の探索
  • アンモニア液噴霧ガスタービン燃焼改善技術の研究開発
  • 車両シミュレーションモデルの開発とエネルギーマネージメント技術の研究
  • 二酸化炭素の有効利用技術を応用した電力貯蔵デバイスの研究開発
  • 熱・物質移動現象の可視化と制御利用デバイス・システムの研究開発
  • リチウムイオン2次電池リユースに向けた初期剥離現象のX線CTを用いた評価法開発
  • 放射光軟X線分光による固体酸化物型燃料電池材料の電子状態解析

エネルギー技術シンポジウム 2023事務局

〒305-8569 茨城県つくば市小野川16-1
産業技術総合研究所つくば西事業所 エネルギープロセス研究部門 内

E-mail : M-etsymp23-ml★aist.go.jp (★を @ に置き換えてください)

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