経済産業省の医療・ヘルスケア機器産業政策について

Policy of the Ministry of Economy,
Trade and Industry on medical device industry

経済産業省 商務・サービスグループ ヘルスケア産業課
医療・福祉機器産業室 室長

廣瀬  大也

  日本は世界最高水準の平均寿命、長寿社会を実現しており、健康寿命の延伸に資する医療機器の開発や、地域医療の推進が求められています。 健康長寿社会においてはそもそも病気にならない、病気が悪化しないように病院外において人々の行動変容を促し、自発的に健康維持へ取り組むようにすることが重要です。 これまで医療は主に病院において提供されてきましたが、IoTの発展により病院外の自宅や社会といった生活の場においても、健康状況を把握し健康に資する行動を促すことが可能になりつつあります。 また新型コロナウイルス感染症の拡大にともない、病院への通院を控える現象が生じており、デジタルヘルス、IoT機器に大きな期待が寄せられています。
  本講演では、経済産業省の医療・ヘルスケア機器産業政策について、医療福祉機器産業室で取り組んでいる事業を中心にご紹介いたします。


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