MDPF機器の詳細情報
プロセス:ナノ粒子分散ポリマー
プロセス:混練・発泡
プロセス:ナノカーボン
プロセス:触媒
先端ナノ計測
プロセス:ナノ粒子分散ポリマー
機器名 | 仕様・特徴 |
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湿式ジェットミル | ナノ粒子の懸濁液や分散液の高速衝突を用いて、安定した分散状態を持つスラリーなどが製造できます。 |
二軸混練 押出機 |
並列した2軸のスクリューにより高い混練性を有するコンポジット材料の作製が可能です。 |
フィルム製造 ライン |
フィルムの作製 |
光コヒーレンス トモグラフィ |
光の干渉性を利用して、半透明材料の内部を3次元的に構造観察することが可能です。 |
加熱剪断 ステージ |
高温での剪断特性の測定 |
動的光散乱 測定装置 (DLS) |
懸濁液中の微粒子が粒子径に応じたブラウン運動をしていることを利用し、試料液からの散乱光の時間変化化から粒径(分布)の測定ができます。 |
小型試験機 | 機械的特性の測定 |
熱機械分析 装置 |
温度を変えながら試料に荷重をかけることで、試料の応力・歪特性、軟化点、クリープ特性などが測定できます。 |
熱拡散率 測定装置 |
試料の熱拡散率が測定できます。 |
顕微サーモ グラフィ |
物体から放射される赤外光のイメージングを顕微化し、試料表面の温度分布が測定できます。 |
プロセス:混練・発泡
機器名 | 仕様・特徴 |
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押出成形試料 製造装置 (混練) |
複数のポリマーを混錬してコンポジット材料を押出成形することができます。 |
押出成形試料 製造装置 (発泡) |
ポリマーとガスを高温・高圧力化で混合した後、大気圧化に押出成形することで発泡材料を作成することが可能です。 |
コンポジット ミキサー |
コンポジット材料の作製 |
GPC装置 | GPC(ゲル浸透クロマトグラフィー)は高速液体クロマトグラフィーの一種で、試料中の分子をそのサイズによって分離することを特徴とする分析装置です。 |
FTIR | FTIR(フーリエ変換赤外線分光法)では、光干渉計からの信号の解析により分子の振動・回転スペクトルなどを解析する分光法です。 |
SEM | SEM(走査型電子顕微鏡)では、収束電子線を走査しながら試料に照射し、試料から二次電子線や反射電子線の強度を用いて試料表面の構造を画像化する装置です。 |
熱分析装置 | DSC、DTA、TMA、TGAなどにより試料の熱特性を分析する装置です。 |
プロセス:ナノカーボン
機器名 | 仕様・特徴 |
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小型高圧乳化 分散装置 |
高圧の流体を用いて、流体摩擦の剪断力によりCNTなどを分散します。 |
ナノカーボン 表面改質装置 |
プラズマを用いて、ナノカーボン材料の表面に官能基を付加して改質します。 |
ナノ機械特性 評価装置 |
ナノ機械特性の評価 |
エネルギー分散型 X線分析装置 |
SEMに取り付けてナノ領域の組成分析 |
電場増強ラマン 分光測定装置 |
金属薄膜に生じる表面プラズモンを用いてラマン信号を増強して高感度に測定します。 |
走査型マイクロ 波顕微鏡(SMM) |
AFMの技術を用いてナノ領域の高周波特性を測定 |
プロセス:触媒
機器名 | 仕様・特徴 |
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触媒自動合成装置 | ロボットを用いて多種類の触媒を自動合成 |
触媒性能評価装置 | 多連フロー合成により高速で触媒性能を評価 |
超高速生成物 分析装置 |
高速で生成物を分析 |
質量分析装置 | 分子の質量を分析 |
ICP発光分析装置 | プラズマ発光スペクトルから組成を分析 |
DNP-NMR | ラジカルの電子スピンを用いてNMRを超高速化 |
X線回折装置 | X線回折を用いて結晶構造を評価 |
比表面積測定装置 | ガス吸着量を用いて表面積を評価 |
赤外分光計 | 赤外線領域の吸収スペクトルを用いて分子を同定 |
示差熱重量分析 装置 |
温度変化に伴う重量変化から材料を評価 |
先端ナノ計測
機器名 | 仕様・特徴 |
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DNP-NMR |
概要: 核スピンの分極増強により従来のNMRの100倍以上の高速化、従来困難な核種の測定 |
陽電子消滅法 |
概要: 電子の反粒子である陽電子が試料中の空隙に捕らえられると、空隙サイズに応じた寿命で対消滅する現象を利用して、サブナノメートルの隙間サイズを評価 |
電子分光型 電子顕微鏡 |
概要: TEMによる3次元構造解析と電子非弾性散乱を用いた元素組成、化学構造分析 |
炭素材料の高空間 分解元素イメー ジング |
概要: SEM中での元素分析(エネルギー分散型X線分光法:EDS)において、軽元素のイメージングを10 nm以下までの高空間分解評価 |
X線CT |
概要: 高速化X線CTにより、1μm分解能前後までの微細構造の非破壊型観察が可能 |
ナノプローブ分光 |
概要: AFM技術を基盤として、材料の表面構造と複数の物性情報(光学、電気、機械)の同時計測が可能。その場測定(電場印加、試料温度可変)が可能。 |
走査型マイクロ波 顕微鏡(SMM) |
概要: AFM技術を基盤として、マイクロ波の応答特性(<16GHz)も同時に評価可能。 |
和周波分光 |
概要: 赤外光と可視光を射し、反転対称性が崩れた表面・界面で発生する和周波光を検出する、表面・界面に選択的な振動分光法。波長、変更の組み合わせで分子配向評価が可能。 |