Theme個別研究課題
金属コア入り圧電ファイバ
研究のキーワード
圧電繊維、センサ、アクチュエータ、スマートボード
研究の目的
内部に金属コアを持つ直径200μmの圧電繊維の開発と、その圧電繊維を用いた応用研究行っています。内部に金属コアを持つことから、導電性材料等に埋め込むだけでセンサやアクチュエータに利用ができます。
研究の成果
FRP複合材料の中に金属コア入り圧電ファイバを埋め込むことにより、振動を検出し、その振動を抑制することのできるスマートボードの開発や、内部コアに形状記憶合金を利用することにより、形状記憶効果・超弾性効果・圧電効果・焦電効果の4つの機能を持つ複合機能繊維の開発、エナジーハーベストデバイスへの応用等を行っています。
参照情報(外部発表や特許、関連リンクなど)
- 特許3968430「チタン酸ジルコン酸鉛ファイバ、チタン酸ジルコン酸鉛ファイバを用いたスマートボードならびにスマートボードを利用したアクチュエータおよびセンサ」
- 特開2005-187902「PZT圧電被膜形成ニッケルチタン合金及びその製造方法」
- 特開2005-208975「金属コア入り圧電ファイバが埋め込まれたスマートボードのアクティブ振動制御方法。」
- 特開2006-245337「金属コアを有する圧電ファイバが埋設された機能性複合材料」
- 特開2007-124276「圧電ファイバおよびそれを用いた非破壊検方法」